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2008年07月15日

人的企業と人材企業

熟練離婚にむけてヘソクリを香港に作る人急増中!『香港ポートフォリオサービス』
長期投資=優良企業の見分け方

 いよいよクライマックスの到来!という感じで米国の金融不安が静かに迫っています。
日経平均は13000割れ、23,753.56(−255.6)
ハンセン指数は、

21,174.77
  −839.69

 アジア全マーケットは下落。
昨夜のダウ(DJI)は

11055.19
  −45.35

だったのでした。
 今日反発するかどうかはともかく、いずれ11000台を割ることは私にはほぼ確実にみえてなりません。

孫子の言葉に、

兵とは詭道なり

という言葉がありますが、この1年の米国の金融機関の市場への対応を見ると、まさに生き残りをかけての騙しあいということが当てはまると思います。
景気が悪化していって、当初優良貸し出し債権であったものもいつの間にか不良債権化したものもありましょう。
しかし、当の米欧金融機関の経営のプロたちにとっては、そのような悪循環も織り込み済みだったはずです。
決して小刻みの損失計上の積み重ねではないことが、今回の米欧の金融・不動産セクターの深刻さを物語っています。

ただ私は世界経済の行方には悲観的ではありません。
この下げ相場の嵐に巻き込まれている企業の中で、数年後には適正な企業価値に戻る企業は沢山あると思います。
さらに言えば、景気後退は見方を変えれば企業の贅肉や悪い部分を見直し、修正するいい機会のはずです。

落ち込む相場に気を落とさずに、次世代企業を見つける努力を怠らないことだと思います。

日本でも新興企業でも業績不振に陥る企業は多い。
特に不景気になると、企業の本当の体力があらわになります。
 仮に業績低下に見舞われても、そのまままずるずる勢いを失っていく企業と、逆風の負荷を機会ととらえて、企業体質の改善や新しい変化への対応力、耐性を持つ企業に別れます。
私は最近その分かれ目になるのは、

人的企業



人材企業

のどちらかか、ということではないかという仮説を持っています。
 これはあくまでも中長期に見た場合の話です。
企業は人なり、といいます。
VC(ベンチャーキャピタル投資)を長らく経験した私にとって、中堅中小企業はその成長資源を経営者、経営チームに大きく依存するケースが非常に多い。
元々ベンチャーというのは、

成長市場で卓越した経営が出来る経営者(経営陣)の企業

という風に考えていいと思う。
 つまり、人的要素がとても大きいのです。
最初はそれでいい。
成長し規模が拡大していくにつれて、そのトップの経営者が成長についていけなく場合が多い。
いわゆる器ではないケースです。
昨年から今年にかけて、多くの新興企業が業績不振で消滅したり、長期低迷を余儀なくされています。これらの場合は、人的要素が原因で成長(成功)し、要素が原因で失敗(低迷)した典型的なケースです。

企業というのは成長の過程のどこかの時点で、

人的企業

つまり、人材が育つ企業にならないといけないのです。
 ワンマン企業のほとんどが一代限りというのも、人的企業から人材企業への移行の努力を行わなかったからです。
人的企業から人材企業へ移管できるかどうかは皮肉なことに、創業オーナーが自分の権力を放棄すること。それが出来ないから、人的企業が多いのです。
昨今違法な取引先派遣で話題になった某家電企業は、人的企業のケースの典型的例でしょうい。
創業者ご本人が元気なうちはいいのでしょうけれども、人間は永遠に元気というわけではありません。
いつか落日を迎える。これが人的企業の宿命です。
人的企業と人材企業の差は何か。どうすれば、人材企業に変化できるのか。
それは難しいですし、長らく企業経営の実態に触れていない私にはっきりとした正解を出す自信はありません。
しかしあえて勇気をもって仮説を出すとするならば、

企業文化
その企業の生態系

をいかに上手に作っていくか、だと思います。
 企業文化というとかっこいいので私は<企業の血(BLOOD)>という風に表現しています。
創業者がスタートした当時から脈々と社員に流れ続ける、企業理念、信念、ビジョンがあたかも社員の身体の中に流れる血のように根付くか、どうかです。
トヨタやキャノン、ソニー、パナソニックなどかつて成長してきた企業にも創業者発信の<血>が上手に社内に流れた結果だと思います。
これらの企業は戦後経済史を代表するような名経営者が創業しながら、人的企業から見事に人材企業への移行に成功した例だと思います。

ここまで書いて、私がいつもその天才的インスピレーションとビジョンで尊敬するアップルのジョブスに思いが行きます。
アップルは確かにすごい企業です。
しかしジョブスの人的企業の面が強い。
アップルはアップルの<血>は強くあると思いますが、その血はシステムとして循環し革新を生み出すのでなく、ジョブス次第で変るという面がある。
 その点企業文化を非常に重要視しているGOOGLEが私には長期的には繁栄するように思います。
(私がジョブスの大ファンということをあえて前書きしたおきますが)アップルのジョブスは歴史に残るかもしれませんが、20年後の勝者はGOOGLEやNOKIAのような気がするのです。













posted by WOODY at 18:53| Comment(0) | TrackBack(1) | 旧カテゴリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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