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2008年09月27日

新興国市場冬景色

 
この数週間は、アメリカの金融機関の破綻のニュースが起こると世界規模で株式市場が荒れて、救済策などのニュースで戻す、ということの繰り返しです。
ただアメリカ発の金融危機は、短期的にはアメリカ金融株の暴落という事態を招いていますが、世界の景気後退懸念から、その余波はむしろ新興国市場の暴落に向かっています。

香港ハンセン指数
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シンガポールSTI指数
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ブラジル ボベスパ指数
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  ロシア RTS指数
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 ムンバイ SENSEX30
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アメリカが風邪を引くと日本は肺炎になるといわれますが、新興国も同じです。
大手のファンドが資金を引き上げると同時に、空売りも仕掛けているいることでしょうから、下げの勢いは止まりません。
 どこが底値か見当が付きません。


日本の景気も不動産業を中心として倒産の増加→不景気→銀行のバランスシート悪化→貸し渋り→景気がさらに悪化という風に負のスパイラルになる可能性が非常に高い。

 日本政府は欧米の要望や世論などで、国債発行などで大型の景気対策(減税や公共事業)を講じなければならなくなると思います。
加えて米欧、日本、物凄い勢いで資金を提供しています。
 いわゆる過剰流動性が増す。

この2点から、どこかで沸点が破裂して、インフレ、バブル経済に向かう可能性が高い。
不況はしんどいですけど、その後にまた好景気に転じる。つまり、上手に波に乗ればなんとか乗り切れると思うわけです。
一体資金がどこへ向かい、どこの国・どの産業から立ち直るのか<観察眼>がものをいうと思います。

 私は、シリコンバレーの生態系を信奉している面があります。
だからナスダックやインドがまず回復して、次に中国という風に思っています。
日本については一時的に資金が入るので短期バブルの可能性もあります。
資源・商品は見極めが難しい。
商品相場は思惑が錯綜するので短期間の上下が激しい。実業としての鉄鉱山や製鉄は過剰生産の恐れがあるので、リスキーでしょう。

この波乱、まだ始まったばかりです。
おそらく欧米で空前の金融機関の倒産が起こるでしょうから。

悲観的になりすぎず、楽して儲けようとせず。ですね。

posted by WOODY at 22:06| Comment(1) | TrackBack(0) | アジア投資家入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
次の株式の上げ潮がどこから始まるかは、この業界の人にとってはとても大事でしょうし、あっちこっちで色々な意見が出ている様です。
実際、リセッションが始まると、それがいつ終わるが大切なテーマになるからでしょう。
特に荒井さんの場合はアジア主導で株式購入を推奨してきただけに、ぜひとも次の株式の立ち直る場所はアジアであってほしいと思います。
実際、インド株、アジア株、中国株に投資している人達はそう願っています。
過剰流動性が高まるかどうかは分かりませんが、時間が経てば当然、変化は起こりますから、リセッションの次はバブルでしょうか。
経済はトレンドですから、荒井さんのコメントはきっと当たると思います。
がんばってください。
Posted by 経財師 at 2008年09月28日 15:45
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