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2008年09月30日

新しい経済生態への助走としての恐慌


日本でもニュースで報道されているように、世界の株式が大暴落です。
昨日のNY市場は777下落しました。
日本、香港ほかアジア株全滅。
今日のロイターの報道によると景気後退懸念からアメリカの小売業に連鎖倒産の危機が迫っているということです。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34016520080930

悪い情報ばかり追いかけても仕方がありませんが、昔このブログで書いたように、景気が良いときには景気が悪い時の準備を企業はすべきで、借入金が多き企業への投資は危険だ、と書いた記憶があります。

これは日本の経済の歴史を見ても分かるように、好景気のときに積極的に借入金でレバレッジ(てこの原理)で業績を飛躍的に伸ばした企業が、あっけなく倒産するというのはよくある話です。
 景気が過熱すると金利が上がる。上がってもいけいけの企業は規模拡大のために借入金を増やす。景気が急に悪くなると金融機関は貸し渋ります。一般に中央銀行の金利の下げは景気に追随しますが、実体経済より常に遅れる。そのため借入れ過多の企業はあっという間に倒産する。

これは日本で9月に上場企業20社倒産という事態の背景でもあります。ほとんどが建設不動産関連産業です。
いけいけの拡大主義で首が回らなくなった。
これからも(日本においては)不動産関連の倒産、金融機関の損失拡大と貸し渋りが増えることでしょう。

アメリカは長い資本主義の歴史がありながら、今回の2001年以降のバブルでそうした教訓を忘れて借入金、つまりレバレッジを効かして株主利益を極端に追求した企業が増えました。
だから今回の不況(ある人にいわせると恐慌)は長引くでしょう。
米国経済に関していえば、連鎖的に不況が拡大していく。住宅・不動産・建設→金融→クレジットカード→小売→製造業(とりわけ自動車)→消費者向け産業。。。
これが産業用市場や公共市場にまで拡大しないことを願っています。

この嵐は当然日本、中国をはじめアジアに波及していきます。
ここでポイントになるのは、アジアがどうやって自律的な経済生態を築いていくかということです。
アメリカドルと日本円は虚と実の乖離が激しくなっていく。
どう良心的にみても日本の保守勢力はアメリカ(ユダヤ)と一心同体です。
円は崩壊したドルと痛んだユーロの一時的な避難所になることはあっても、本質はドルに梱包されているものです。いずれは対ドル以外の通貨に対して下落します。もっともその時はドルは今のドルでない可能性が高いですが。

アジアの経済生態(経済秩序といいかえてもいい)は確実に変化しています。
その進展をじっくりと見極める必要があります。

パニック的に悲観になっている人もいるでしょうけど。
私はそれほど悲観的ではありません。

むしろこの混乱期は新しい経済生態への助走だと見ています。

 今の気分
 バブル真っ只中のアニタ・ベイカーの歌(sweet love)


→1990年 さよなら人類

posted by WOODY at 19:10| Comment(2) | TrackBack(0) | アジア投資家入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
荒井様は、離婚暦ありですか^^
リクルート仕事術最高です!
Posted by 株素人 at 2008年10月01日 12:04
はじめまして
いいブログですね^^

こんな生活素敵だよ・・・・・

Posted by りんりん at 2008年10月01日 16:09
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