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2008年10月11日

新しい金融生態を考える

今日はいくつかの与太ごとを書きましょう。今週は疲れたから。

 今進んでる金融業態のシャッフルは、しばらく続くことでしょう。
と同時に負の遺産の整理が進むのは今日のG7の発表で明らかです。
多くのメディアで、今後のことが予測されています。
概略は以下の通り。昨日書いたこととかぶります。

○既存の金融機関の負債の整理

○あわせて安定的な信用システムのための資金投入
○今回の危機を再び起こさないための新しい国際金融システム
G7がいいたかったことはこの3点でしょう。引用しなかったのは、私はあまり今回の声明を信用していないからです。今回の目的の最大のものは市場参加者の動揺を沈静化させることだからです。
具体的に詳細になると各国の利害が対立するのはわかっているので、出来るだけそこは触れないようにした。
だから今後も乱気流です。
ところで多くの新聞などでいわれているのは、

○それは規制が強化されるだろう
○とりわけレバレッジとヘッジファンド
○グローバル資本主義と市場主義至上主義は修正される

みたいな論調です。
 これも私は結論をいうと時間をかけて今と同じになると思う。
その理由の第一は、理想論は絶対に現実論と混ぜ合わせになって修正されていくからです。
もちろん金融業界はこれから、淘汰されていくでしょう。法規制も厳しくなる。
かつてのジャンクボンドなどの歴史を見ても、

行き過ぎて破綻した金融手法は再び同じ形では戻らない。

 しかし、次には必ず新しい手法が開発される。それはおそらく、

新しいコンセプトに基づき、過去の金融手法の組み合わせ

になると思います。
 例えば、私は今回の金融危機によって、

○より一層グローバル資本主義は強化される

と考えています。具体的には大手何社かの世界中のネットワークは強化される。ということです。
 、今はきわめて世界経済は不安定な状態ですが、この先長期的に見るとアメリカのit、やバイオ、通信機器、半導体などの主力輸出産業、日本の製造業、中国やアジア諸国の内需関連産業、製造加工業、バイオ、半導体などなどどこから息を吹き返すかは観察が必要ですが、成長拡大していくでしょう。
景気に火が付いたらアジアの中小企業は息を吹き返す。なによりも新しい産業がいくつか生まれてくるでしょう。
私の予想だと電気自動車とバッテリー、風力太陽光などの環境配慮型発電、家庭用蓄電池などいわゆるグリーンテクノロジーといわれる産業セクターです。
 そうなると金融の規模はおそらく今より大きくなる。
その中でグローバルな金融はかならず巨大ビジネスとなります。
そうすると生き残った金融機関は世界中のネットワークを駆使して、企業のニーズに応えていく。
新しい金融技術はそれを生み出す専門企業を創造します。
今では<証券化>とか<レバレッジ>とか<派生商品>みたいなものは世界中の人間の仇・悪者です。
しかしこれも結果的に同じ効果を生むものになる。

IT技術の革新と世界に広がった富裕化、国際化は止まりません。
ただ多くの人が思うように、アメリカの力は衰える。多極化の時代です。
アメリカドルも形式を変えるかもしれない。(いろんな噂があります)

ここまでが今日の思考です。

最後に付け加えたいのが、私はアメリカ政府やイギリス首脳くらいは今回のイベントは予測していたんじゃないかと思います。
謀略論めいていますが、アメリカは規制緩和を進めると同時に報告義務は課している。
だからSFCはどれだ信用があったとか、各投資銀行のレバレッジ率とか公表しています。通常公表以外のデータは政府は持ちます。かなり詳細なレベルまで。
それに例えば軍事に関してペンタゴンは友好国(と勝手に思い込んでいる)日本ですら敵国としてシナリオを毎年書き換えている。
今回の金融危機も相当前から何百通りのシナリオを描いていはずです。
この仮説が本当ならば、この暴落はあらかじめ予測されていたんじゃないのでしょうか。当局には。これが最善のシナリオだとしたらもっとひどいイベントがある、ということです。恐いですね。
posted by WOODY at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 相場変動の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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