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今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
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今日は大幅な下げ。
日経平均は 8458.45(−1089.02)と暴落といっていいでしょう。
外資の比率が多い日本市場は需給の関係を考えると売り込まれやすい。
ドル安→円高→輸出企業に逆風というロジックが働き、売りが売りを呼ぶ。もちろん高いレバレッジをかけているヘッジファンドのヘッジ解消のための売りも下落に拍車がかかります。
日本は米欧のサブプライムにあまり関係ない、といわれていました。あまり関係ないには米欧にくらべたらましでしょう。
しかし日本版サブプライムが崩壊中です。
不動産ファンド会社と傘下のファンドが連日ストップ安で、金融機関も損失を恐れて貸し渋りが続きます。もともと人口減というマーケットなのにマンションやアパート投資が流行して、供給過剰となっています。不動産価格も急落中です。
さて今日あるお客さんから、
一体どこが底なのでしょうか?
買い時はいつなのでしょうか?
と問い掛けられました。私にはイラン人(テヘラン在住)の顧客がいてたまにスカイプします。彼も日本株の下落に興味を持っているらしく、買い時かと聞いてきます。
これは非常に難しい。
だいたいにして、ブログのタイトルを変更したのは、
世界経済の生態系が変る
からであり、
これまでの投資のクライテリア(判断基準のプライオリティ)も変える必要がある
別の言い方をすれば
世の中の価値観が大きく変ろうとしている
からです。
昨日、ドルジャブジャブ経済と表現しましたが。
世界同時でこれだけ基軸通貨が溢れたのは例のないことです。
アメリカの今年の財政赤字と景気後退を見ると、この傾向の勢いは数年止まりそうにありません。
米欧のバブルが崩壊して、ドル、ユーロともに異常に増刷されます。
通常財政が健全で成長性が高い国に資金は集まります。
かつて日本は競争力がありながら高い国債依存率が嫌われました。
今は米欧ともに高い国債依存率になりそうです。
そうなると世界中の国は借金漬けなのです。つまり上げ底なのです。
ですから資金がどこにいっていいのか判らなくなっています。
常に変化しているのが社会と経済です。
その方向性を見極める兆候がきっと現れるはずです。
しかし今は嵐のような信用危機と景気後退(倒産と失業の増加)で、前方が見えない。
いくつかの仮説はあるのですが、もう少しよく調べてから書くことにしましょう。
しばらくは現状進みつつあるひどい景気後退について考察を続けます。
2008年10月16日
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