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2008年11月12日

ギャップを見つけよう

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今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
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 このところ、相場が相場なので香港から投資しようという人が激減しています。
何しろまったく先行き不透明ですから。
中国政府が打ち出した約60兆円規模(2年間)の景気対策も、株式市場ではたった一日のカンフル剤でしかなかったようです。

株式相場や商品、為替相場はいまや世界中がつながっています。

中国の景気対策は、もっとも株価対策というよりはGDPの減速を食い止め、外需(米国経済)の減速があっても内需で景気循環を保持しようというものです。

ですから先ほどカンフル剤といいましたが、中国国内産業にお金が循環することによって成長するためのもの、といっていいでしょう。

経済成長の追い風になる大きな要素は、

ギャップ

です。
 国際賃金ギャップや為替レートの相対的ギャップがあれば、その国への直接投資は有利です。
日本は豊かな先進国なため労働費用からホテル代にいたるまで国際平均価格とのギャップがありません。だからレストラン一軒開くにも高コストになる。一方で価格競争があるから損益分岐点はどうしても高くなる。

中国の場合、労働費用から不動産の価格にいたるまで、国内でギャップがまだ大きく存在しているということがメリットです。

 欧米日は景気後退から抜け出すのに時間がかかるでしょう。その大きな理由は国内のギャップがなかなかできないからです。
80年代の不況から米国が脱出できたのは、中南米からの移民です。
しかしこの移民も中間所得層になりつつある。物価や不動産価格も上昇して、ギャップが作れない。
今回の米欧日不況は「貧しい不況」ではない。
「豊かな不況」なんです。思い切り切り詰めれば生きていけるレベルなんだけど、豊かな生活を極端に落としたくない。
米国や日本には、そういう豊かさを作り出す装置があります。ITや機械産業などはイノベーションで生産性を高め、付加価値を創造している。
ノートブックなんて5万円以下で買えます。
ギャップがない「豊かな不況」だから、データ的に好況になる状態というのは後進国からみたら、すごい豊かな常態だということを理解したほうがいいでしょう。

マスコミが不況だ、不況だといい。株価がおしっこちびったみたいに下げたり上げたりしていますが、餓死したり娘を売ったりするほどの不況じゃないんです。

さて中国のギャップの話に戻します。
中国は豊かさと貧しさのギャップ。開発と未開発のギャップがあります。
豊かさ(お金や利便性)は貧しいところに拡散していきます。

 今回の中国のインフラを中心とした経済対策は、この豊かさのギャップを埋めるための追い風となります。

株価は世界的に低迷しています。中国や香港の株価低迷もリンクしていることもありますが、金融だけ世界と接してきたがために、ギャップをあっという間に埋められてしまったからです。

ですから中国の実体経済は堅調に拡大しながら、株価は国際相場とリンクするという状態がしばらく進みます。

実際には相当早い時点で中国の実態経済と株価のギャップは今度は逆転するはずなんですが、市場参加者は一般にギャップに気がつくのが相当遅れる。
気がついたときにはみんな飛び乗るから、ある一点から暴騰する。
 
こんなこと書いている人はいませんので相場への相互作用性なんか起きませんので、これを読んでいる人で理解できた人は、今から下がれば下がるほど、買えばいい、ということがわかると思います。

 僕の見立てでは中国の実体経済と相場のギャップは出来てないが、もうイコールポイントです。
たぶんギャップはすごく大きくなって、誰もが気がつくポイントまでは放置です。
忍耐が要りますが、こういうときに投資すべきなのです。




posted by WOODY at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・アジア株 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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