今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
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このブログで過去に、個として自立していくには多様性を認めることが必要、と書いたことがあります。
リクルートの本でも江副さんが多様性を社内に浸透させることを書きました。
あるブログに数年前に匿名で、多様性に関しての意見を書いたら、
日本は経団連の調査でも多様性を重要視しているんですが
というコメントがあり、反論したことがあります。
多様性(diversity )とは、寛容に違いを受け入れることではなく、
自主性をもって他者との違いを認識し、協同すること
なのです。
たとえば、民族問題とか戦争問題について意見が違うことがあるとする、そのときにきちんと意見を持った上で、お互い、違いを認識して、さらに共通項を見つけ出す。
もしくは共通項を見つけ出す努力をする
往々にして、われわれは、
相手に合わせる
風潮があります。
たとえで言うと、私の知人で石田和靖さんという人がいます。
この人は新興国投資では有名です。
ドバイについての著書も多い。
投資関連に関しては実際にドバイやらアフリカなんかの国に実際に行っている。
そういう意味では、ドバイに行ったこともなくて口座開設案内しているブローカーよりまともです。
友達です。
しかし投資関連のビジョンや理念となると僕とは違う。
そもそも最初からドバイっていう国は、人を育てる意思が感じられません。
どれくらい言葉を変えても人に対して差別的な国は成長しない。
だから、僕はこのブログでは友達である石田さんのドバイについて意見は言ってきませんでした。
香港に来てくれるお客さんには、問われると、上記の僕の意見は言っていましたが。
多様性とは迎合ではなく、違いを認識することなのです。
池田信夫さんという著名なブロガーがいます。
彼の意見はドン・キホーテのごとく正論が鋭く、官の歪みをはっきり指摘している。
その彼が、縦書きは駄目、みたいなことを書いています。
その中で<いまや西洋をはじめ中国もすべて横書き>みたいなニュアンスのことを書いています。
そのコメントのほとんどが、彼の意見に迎合するかのようなものばかり。
しかし縦書きは香港や中国の書籍では当たり前で、日本だけ横書きなんていうのは暴論です。
それでもご立派な池田先生に迎合してしまう。
それが日本人の弱さなのでしょうか。
先日の香港セミナーに来てくれた人のほとんどは、一人自力で香港で生きている人です。
営業で相手にあわせることはあっても、迎合したり依存しては生きていけないのが香港社会。
だからその辺はよく分かっていると感じました。
取り立てて日本人批判をしているわけではありませんが、多様性のための自立。
それが今の日本には必要です。
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