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2009年01月16日

是川銀蔵翁の格言

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今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
新しい時代へのヒント
kisikaisei.gif
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 最後の相場師といわれた、是川銀蔵氏の唯一の著書に、

相場師一代

という本があります。
 住友金属をめぐっての仕手戦で昭和57年〜58年の間に300億円以上も稼いだといわれるのが是川氏だ。
是川銀蔵氏は、小学校を出ですぐに貿易会社に奉公。その後、中国にわたり大成功をしたものの破産。なんどか成功と破綻をしたあとに、株の世界で成功し、最後の相場師として著名です。

是川氏は小学校を出ていない分、徹底的に勉強を独学で行い、貿易や製鉄所経営、鉱山経営で是川グループというコングロマリットを組織するまでになります。
戦後はグループは解散して、株の世界で活躍します。

現在の仕手というと、企業に入り込んで灰色の増資を行い、投資家を騙して、虚構を描く、つまり儲かりそうな企業に仕立てて売り抜けるというのが主流です。

しかし昔の仕手といえば、買い方、売り方それぞれ相場師というのがいて、企業の将来価値をめぐっての売り買い合戦の要素が強かった。

つまり企業が割安だと思う買い方と、いや高い、もしくは妥当だとする売り方(受け方)との攻防の意味がつよい。そういう面では今風には<アクティビスト>の面がありました。
もっとも今も昔も犯罪まがいのインサイダーで相場操縦や投資家を騙して売り抜ける仕手筋もいたことにはいました。

明治生まれの是川氏は、徹底した企業研究、市場研究の積み重ねで、「これは」という銘柄を手がけました。

その是川氏が読者に送る投資指南は今でも、参考になります。

是川銀蔵の投資5カ条

@銘柄は人が奨めるものでなく自分で勉強して選ぶ
A2年後の経済の変化を自分で予測して大局観を持つ
B株価には妥当な水準がある。値上がり株の深追いは禁物
C株価は最終的に業績で決まる。腕力相場は敬遠する
D不測の事態などリスクはつきものと心得る

何百億も儲けた是川氏であるが、著書の中で何度かの失敗も告白しています。
 その多くは、欲に負けた、ということです。
「勝つことのみを知りて負けること知らざれば、害その身に至る」

 「相場は天井において最も強く見え、底において最も弱く見えるもの」

毎日の乱高下、上がりそうであがらない相場です。

弱い相場は格言のように、いつかは上向きに転じるでしょうけど、上昇したら今度は欲との戦い、と投資というのは自分との戦いです。

posted by WOODY at 09:00| Comment(0) | TrackBack(2) | 相場変動の感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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