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2009年01月29日

大不況下、未来をきめるもの

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今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。

新しい時代へのヒント
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 派遣切から正社員の解雇と、景気の悪化とともに失業が増えています。

昨日のBLOGで紹介した40万人というのは派遣で減る雇用です。正規雇用を含めると一時的にかなり失業率が上がる可能性がある。

あまり暗いことを書いても仕方ないので、前向きなことを書くと、こういう時に社会や人々がどう取り組むかによって、その後数十年間が決まる。と思うんです。

具体的にいうと、

@失業者失職者が増えた→国がなんとか仕事をあてがって雇用を維持する
A失業失職者の中で「コンチクショー」と何割か、何%かが奮発して、起業する


のどちかかパターンを日本はたどると思います。
 もし@だったら亡国の方向性で、上がり目はない。
Aの方向に少しでも進むのなら、新しい産業が生まれる可能性があるわけで希望はあります。
もっとも失業者や失職者はお金がないわけで、いきなり起業します、という風にはならないでしょう。
しかし奮起して、志をもてば道は開けます。
もっとも日本の既存経営者や投資家が、ここままじゃ日本は駄目になる、と若い起業家に身銭を払って育てるということが必要です。
国家社会のために身銭を切れるような投資家、経営者がいるかというのもわからない。
ただ、ボーっとしていたら、日本はあっという間に没落してしまうと思います。

個人的な意見なのですが、どんな理屈や正論があれ、国民が国に依存してしまうような国家は繁栄しないと思うのであります。

「こういうマイナススパイラルのときは歴史を読もう」ということで今、塩野七海さんのローマものを読んでいます。
中国の歴史も面白いですが、ローマ史が塩野さんの視点を通して読むと、なんで昔もっと世界史を勉強しなかったのか、と後悔します。
1000年にわたってヨーロッパの版図の原型を築いたローマ帝国は、なんども苦難と克服、成功と陳腐化を乗り越えてきました。

内乱状態が数十年続いこともありますし、外敵(ガリア人」)に占拠されて、滅亡の危機に陥ったこともあります。大幅な規模拡大がもとで100年にわたって政治経済が停滞したこともあります。

ローマの歴史から学ぶことは多いのですが、歴史上ほかに類がない、1000年近く続いたこの国の繁栄の最大要因は、内なる敵と常に戦い続けた国民性にあるのだと思います。
内なる敵とは自身の成功要因から来る、内部矛盾や内部硬直です。

孫子にも国というのはほとんど戦争で負けて滅ぶのではなくて、内部崩壊だと書いてありますが、敵を打ち負かすことはできても、自分の内部を変えることは難しい。

今回の景気悪化は、米欧の市場原理至上主義とグローバル主義、行き過ぎた株主資本主義、そしてモラルなき利益追求主義だという批判があります。
それはその通りの面があります。

日本の製造業の大企業の一部も、モラルや品格、社会の利益よりも自社の利益優先という批判もあります。
その通りです。

しかし仮にそれが現実であったとして、批判したりしても、何も変わらない。
だったら、大企業や国に頼らないで、生きたほうが将来の日本のためになる。

私たちは自らの意思で自らの未来を創造する道を歩くべきだと私は思います。

政治家や官僚が差し出す「甘い飴」には毒があることをうすうす感じている人は多いと尾見ます。

定額給付金に反対が多いのは、無駄で効果ないという現実論もあります。と同時に政治家や官僚の出す「あまい飴」はろくなもんじゃないと、感じる人が多いからなのではないでしょうか?

そういう意味で派遣切りの問題から、派遣を禁止したり制限することは、社会にとっての一定の安全弁にはなると思いますが、経済起死回生の策にはなりえないと思っています。

コンチクショー、国なんかに頼らないぞ、大企業なんか2度と働かない。

と思う人が増えることです。
そして、自分が矛盾や不満を自分の経営する企業で、解決、追求することです。

不況で逆風下の経営環境で、無理なことを書いていると思うかもしれませんが、こういうときこそイノベーションが生まれる素地となるのです。

posted by WOODY at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本再生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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