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2009年03月17日

シンガポールの味千運営企業が上場

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今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
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 雑事に忙殺されて、すっかりブログを書く時間がありません。

 パソコンの方は順調に、仕事に適したソフトウェアをいれたり、データを移し変えたりしています。

 それよりも、企業ファイナンス関連の仕事、もしくはその準備の方に時間をとられています。
 何個かの案件が並行していますが、ほとんどが準備段階。成功報酬方式の仕事もあれば、コンサルティングになる可能性のものもあります。

 どんなことかといえば、

 (1)日本上場企業(新興)企業の増資
 (2)日本中堅企業の海外上場

の大きく分けると2パターンです。
 (1)の場合は、投資家は香港の場合もありますし、日本人なんだけど香港在住という場合もあります。
 (2)の場合はまたパターンが分かれていて、海外新規IPOというのと、海外の上場企業買収というものがあります。
 海外市場での新規上場というのは、香港GEM、シンガポール・カタリストなどに関心を持っている企業が多い。
 上場基準が緩いといわれていますが、その分、引受証券会社の責任が重いので甘いものではありません。
 海外の上場企業の買収による上場というのは、日本では裏上場という風に表現されていますが、シンガポールや香港では、きちっとした規則があって、違法でも何でもありません。
 リバース・テイク・オーバー(reverse take over)といわれています。
 日本企業が海外株式市場へ上場というのに興味を持つ背景にはいくつかあると思います。
 (1)アジア経済の拡大
 中国・東南アジア地域の経済は、人口などを考えても、これから成長していく地域です。こうした地域でのビジネスを考えると、香港やシンガポールで上場して知名度を上げるということにはメリットがある。
 (2)日本経済の先行きの不透明感
 やはり人口減で経済成長は、ほかのアジア地域に比べて鈍い。
 証券市場の時価総額は世界上位といえども、将来を考えたら、香港やシンガポールなどへの上場は可能性がある。

 東証もロンドンAIMと提携して新興市場を作るようです。プロ市場向けということになっています。
 ロンドンには世界中の投資会社が集結していて、バイオやITなど特殊なセクターに特化した投資会社がたくさんあって、独自の判断力でAIM市場で取引している。
 ですから東証がAIMみたいなものを成功させるためには、上場企業誘致と同時に投資企業を誘致しないと、成り立たないんじゃないかと思います。

 日本の新興市場は、ヘラクレス、マザーズ、ジャスダックとも一部仕手の鉄火場相場となっている面があります。個人投資家がやられています。
 東証や関連規制官庁はまずは、こうした事態をなんとかしないといけないでしょう。

 アジアの新興市場では、不景気ながら、日本企業もしくは日本人企業家の上場やRTOが出てきました。
 
 2009年2月27日にTranscu Group Limitedがシンガポール市場で売買取引開始。
 このTranscu Group Limitedは傘下に日本のTTI・エルビュー株式会社などを持ち株会社です。
 http://www.transcu.com/top.html
 
 同社ホームページから

2008年11月14日
親会社Transcu Ltd. は、本日エンワーとのリバース・テークオーバーを完了させ、シンガポール証券取引所メインボードへ上場いたしました。
 当社グループは、シンガポール市場での上場を実現すべく、昨年5月より同市場のメインボード上場企業であるエンワー社を相手方として、リバース・テークオーバー方式による上場に取組んで参りましたが、本年10月10日にシンガポール証券取引所から原則承認を取得、11月7日にはエンワーの株主総会がRTO関連議案を全て承認し、その後の事務手続きを経て、本日11月14日にRTOが正式に完了いたしました。
同日、Transcu Ltd.側株主持分91.5%、エンワー側株主持分8.5%となるようエンワーが新株を発行し、直ちに株式交換が実施され上場が実現いたしました。また、取締役交代(現エンワー社取締役の全員退任、Transcu Ltd.側取締役の選任)、社名変更(新会社名Transcu Group Limited)、新株発行、及び、エンワー保有の不動産・事業の売却、特別配当が実施されました。
ここに、これまでの株主の皆様、取引先各位、当社グループ関連の皆様のご支援に厚く感謝申し上げます。

2009年2月27日
 グループ親会社Transcu Group Limitedは、その株式が現地時間本日午後2時(日本時間午後3時)よりシンガポール証券取引所にて売買開始となると発表しました。
 Transcu Group Limitedは、エンワーとのRTO完了(2008年11月14日)に伴い、シンガポール証券取引所の流動株式規制により売買一時停止となっておりましたが、この度、売買一時停止の解除に必要な新規株式発行を完了したため、シンガポール時間本日午後2時(日本時間午後3時)より、同証券取引所メインボードにおいて売買開始となる旨、発表いたしました。
 詳細はシンガポール証券取引所(SGX)のサイトに掲載された情報をご参照下さい。

 
 元の企業、エンワー(eng wah)は、シンガポールで映画館などを展開する老舗企業です。http://www.ewcinemas.com.sg/

 
 また先月23日にシンガポール・カタリスト市場に上場したのが、JAPAN FOOD HOLDINGSで、シンガポール、マレーシアなどで「味千ラーメン」などを展開している企業。
 1997年に熊本の味千ラーメンの本部・重光産業とシンガポールにおけるエリアフランチャイズを結び、シンガポールで開業。
 その後繁盛店となり、2000年には、シンガポール、インドネシア、マレーシアのエリアフランチャイズ契約を締結。
 現在シンガポールに15店舗、マレーシアに1店舗の味千ラーメンの直営運営店舗を展開。(そのほかマレーシア、インドネシアにサブフランチャイズを展開)
(同社prospectusより)
 
 経営者TAKAHASHI KENICHIは日本人です。
 ぐぐったら、こんな記事が、http://www.asiaone.com/print/Business/SME%2BCentral/Prime%2BMovers/Story/A1Story20090226-124701.html
 
  
 味千といえば、香港・中国で展開する、女性CEO POON WAI女史率いる、香港上場企業、

 AJISEN(0538)
 
が中国株投資をしている人にはおなじみです。
 
 私はシンガポールの味千が日本人経営の別企業とは知りませんでした。

 ちなみに今日のJAPAN FOODS HOLDINGSの株価は、0.19近辺。(時価総額16.75百万シンガポールドル=約11億円)です。

 海外で事業を起こして海外上場、自社を海外上場させる日本企業が増えてほしいです。


 ちなみにこの企業のIPOにはシンガポール人の辛口のブログが。

 抜粋部分

 I am not sure why a "Frachisee" is allowed to list as there is no guarantee that the Japan Foods will continue to be given the Franchise status. It is like asking Macdonald Singapore to list its operations on SGX. Anyway, avoid this IPO. There are better companies to put your $ in.
この記事へのコメント
いつも記事読ませていただいております。香港上場に興味があるのですが日本の会社で日本でしか事業展開していない会社でも上場可能でしょうか?
Posted by HarryMiyamachi at 2010年01月21日 15:14
上場できも、だれも株を買わないし、コスト
もかかるし意味がない。
Posted by 匿名 at 2010年06月18日 16:29
上場できても、だれも株を買わないし、コストもかかるし意味がない。
Posted by 匿名 at 2010年06月18日 16:29
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