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2010年09月11日

振興銀行〜これからはじめる真相究明

日本振興銀破綻:「迂回融資が常態化」 特別調査委、ずさんな経営指摘


 この記事にあるように、振興銀行は資金をあちらこちらの企業の投入して、中小企業振興ネットワークなるものを構成していた。
 
 上場企業で主だったものは、先日のブログで紹介している。

 木村剛逮捕で<振興銘柄>はどうなるのか
 

 これらの企業の株主構成を調べたかったら、

 企業価値検索サービスullet

が便利。

 ベンチャー・リンク(9609)
 マルマン(7834)
 インデックスホールディングス(4835)
 カーチスホールディングス(7602)
 佐藤食品工業(2814)
 日本管財(9728)
 大田花き(7555)
 アドアーズ(4712)
 ネクストホールディングス(2409)
 jトラスト(旧イッコー)(4835)
 レカム(3223)
 ラ・パルレ(4357)
 中小企業投資機構(旧ビービーネット)(2318)
 中小企業信用機構(旧アプレック)(8489)

たとえば中小企業投資機構の株主を見ると、

 中小企業支援企業
 中小企業保証機構
 中小企業信用機構

が株主になっている。
 で信用企業信用機構の株主を見ると、

 NIS
 信用企業保証機構
 中小企業人材機構
 日本新興銀行

となる。
 NIS(旧ニッシン)も書き忘れたが、振興グループだ。

で、NISを調べてみると、

 中小企業保証機構
 中小企業人材機構
 中小企業投資機構
 中小企業支援機構

となっている。
 ようするに堂々巡り。
 これらの企業を使って、振興銀行グループは業績不振な企業の株式を取得し、大きな企業コングロマリットを作っていた。
 シナジーのあるもの同士を提携させて、業績アップを目論んでいたのだろう。
 そもそも業績不振で銀行がお金を貸さない企業がほとんどなので、これらの企業へ振興銀行がダミーの会社に増資なり、貸付なりをしていた。この貸付部分が迂回融資とされている。

 報道によると、木村氏は、振興ネットワークの会長として、これらの構図をすべて描いて指示していたという。
 企業を資本でグループ化して、融資をする。融資先の企業には積極的な資本業務提携で、業績不振企業を再生させる。そしてこれらの企業が再生したときに、振興銀行は大きな企業コングロマリットとなる。金利も高い分、高収益銀行となる。

 そんな絵を描いていたんだろうと思う。

 今回、振興銀行のずさんな実態と迂回融資などの不透明な取引が発覚。さらに隠していた債務超過状態が明らかとなる破綻に追いこまれた。


 振興銀行ならびに振興ネットワークがうまくいかなかった、その理由の一つは企業M&Aに対しての甘い見込みがあったのだと思う。

 企業とは組織マネジメントで成長する。人が柱なのだ。
 
 だから大株主になって、首ねっこを捕まえて。業務提携などしてもうまくいくはずがない。

 そもそも業務不振になってる企業のその原因のほとんどが、顧客を忘れてしまったことである。組織として死体なのだ。
 そんな企業を、立て直すのはとても難しい。

 だから1+1は2以下になってしまう。

 コングロマリット化を急スピードで行ったがゆえに、瓦解も早かった。

 この木村という人は、日銀出身で頭もいいし、理論派で、報道によると、昔は中小企業支援への志があった、という。

 別の見方をすれば、頭でっかち。

 この不景気の中、上場企業で不振に陥っている企業の売り話、増資話は、証券業界では洪水のようにある。

 アレンジャーと称する証券ブローカーがスポンサー探しに躍起となっている。

 資産家(業界用語でいう金主)は、足元を見て、自分に有利でリスクがない方法を、知恵を絞って打ち出してくる。

 資金不足にあえぐ企業と投資家ではそんなせめぎあいが今、この現在でも進んでいることだろいう。不況期の常だ。

 木村氏は、わりと自分の絵に会ったものは即決で決めたんじゃないだろうか。

 通常は、何通りものEXITを考えて資本政策を打ち立てるのだが。
  
 いずれにしても、この複雑な株主構成のコングロマリットはいずれ解明されるだろう。
posted by WOODY at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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