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2011年07月11日

企業の海外進出の成功条件

中小企業のアジア進出のあり方

 縮小する国内経済や、今後増えそうな税負担などから、いわゆる<空洞化>が日本では懸念されて久しい。

 少子高齢化などはも何年も前から起こっているし、長期にわたる不況、成長著しいアジア経済などの現実から、海外進出を考えている経営者は増えていた。

 私も何人もの日本在住の経営者の方と香港でお会いした中で、事業のアジア展開、資産のアジア移転などを考えている方はとても多かった。

 今後、中国などアジア諸国の経済が拡大発展していく中で、アジアでの事業を考える人は今後ますます増えていくことだろうと思う。

 昨年も、シンセンなど華南地域で、美容サービスを考えている方や飲食サービスを考えている方と知り合った。

 多くの日本経営者の方〜アジア進出を考えている方〜について言えるのであるが、

 非常に慎重でやたら情報を集めたがる

という点がその特徴だ。
 
 法制度面での情報、人事での情報から当地での商売の成功例にいたるまで、実に多くの情報を知りたがる。

 そして、これもまた特徴なのであるが、行動にまでなかなか至らない。

 意思決定までとにかく時間が掛かりそうなケースが多い。

 私は海外進出コンサルタントではないので多くのケースはあまりしらないが、中国進出コンサルタントの某氏によると、

 意思決定が遅いほど、事業まで時間がかかり結果的に成功しない

という。
 意思決定が遅い、ということは、

 それほど本気じゃない

ということ。

 海外はおろか、日本国内においてでも、事業というのは、経営者の精神的エネルギーが濃く注がれたものでなければ成功しない。

 海外の事業で成功する要因は、

 @情報収集力
 Aコミュニケーション力
 B現場力

ではないか、と思っている。
 この3点に経営者がダイレクトにエネルギーを注げば、少なくとも失敗してて大金を失う、ということはない。
 この3つの実行には<語学力>がどうしても必要だ。
 私の知っている中国で成功している中小企業のほとんどは、社長自身が最低限の中国語を理解する能力を持つ、あるいは持つための努力をしている。もしくは、社内の有望な中国語のできる若手社員を責任者として重用している。

 一方で、とりわけ上場会社の中国進出で失敗するケースで多いのが、

 @中国側のパートナーと提携して、すべて提携先相手任せにする
 A社内に中国語を理解できる人間が不在
 B特定のコンサルタント〜中国や華僑が多い〜に丸なげする

といった場合だ。
 日本の上場企業のレストラン系で中国に進出したけど、さっぱり、、、というのは実は社内に中国事業について責任を持っている人間がいないのだ。
 こういうケースは華僑のコンサルタントのいいカモなのだ。

 したがって、中小企業の皆さんでもしアジア進出を考えているのなら、まず最低でも数回自らの足で現地を視察して、その国への進出が<本気>になれるかどうかを自ら問うべきだろう。
 今後、アジア進出は増えてくるだろうが、失敗しないためには、とにかく人任せにせずに、経営者が本気で取り組むことだと思う。
posted by WOODY at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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