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2011年09月02日

成功を誇示するよりも失敗の管理の法が大切



 人間は<成功>というものに限りなく憧れを持ちます。
 
 そして<成功した人>というものを崇め、尊敬する傾向があります。

 ですから雑誌、テレビ、新聞などマスコミには、その時その時の成功者のインタビューや評伝がよく掲載します。
  
 一方で一度成功者として陽の当たる舞台に立った人でも、一度、倒産など失敗してしまうと、マスコミは何もなかったかのように、忘れ去ってしまいます。

 皆さんも、ベンチャー企業の経営者としてマスコミに華々しく登場していた人が、落ちた鳥となって、忘れ去られている人、何人かは記憶にあることだと思います。

 一般に、倒産など決定的な失敗をしてしまう人の多くは、成功している場所にあぐらをかき、奢り、判断を間違うことが原因です。

 成功した自分が失敗するはずがない

と頂点に立った人の多くはそう思うようです。


 成功の程度がどれだけ大きくあろうが、問題はない

 しかし失敗は程度によって、<いい薬>となる場合もあるし、<決定的な崩壊>までレベルがある

 したがって、経営者としては、成功の分析や有頂天になる時間があったら、

 失敗の管理

に気を配るべきなのです。

 人生においても、経営においても、心に思うこと全部が思い通りになることなんてありません。
 むしろ障害の方が多い。

 いくら努力してもうまくいかないときもある。

 不慮の不運が見舞うことがある。

 だから、成功成功と前につんのめるばかりでなく、

 仮に失敗した場合の程度の管理

が大切なのです。

 かすり傷なり軽傷ですむ失敗

を重視すべきです。

 成功かもしくは崩壊

という道を知らず知らず選んでいる人は本当に多い。
 とりわけ前にしか進まない、ブレーキのない<いけいけどんどん>型の経営者に多い。

 私はかつて大成功して日本一になった後、経営的な失策によって零落して再起を目指している経営者の方、何人も知遇を得ました。

 再起を目指しているこういう人たちは、いずれも全盛時はいけいけ型の経営者でした。

 そして不思議なことに失敗して地に落ちた現在でも、真に失敗の分析や検証をしておらず、

 また一発成功すればいい

と思って再起を目指していることです。
 これらの再起を目指している経営者の方は、いまだ一度として経営者として浮上していません。

 やはり、常日頃から、成功よりも失敗の管理、これを心に焼き付けていないと、いけいけ型の考え方は治らない。

 失敗というのはそういう意味で、成功よりも大切なのです。
posted by WOODY at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | イノベーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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