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2006年09月03日

ベトナム株式投資

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 9月に発売する別冊Spaのゲラ稿が送られてきました。
 今回はベトナム投資と南アジア投資について、コメントしています。
 その中でやはりいつものように、ベトナム株式投資について、辛口のコメントをしています。

 とはいえどうしても、日本においては、ベトナム株式投資に興味を持つ人は多いようです。
 ベトナム株式について、どうしても、引いたスタンスになってしまうのは、いろいろ理由があります。
 決してベトナム株式市場がだめだ、といっているわけではありません。
 かねてから香港の金融関係者(日本人や華僑かたがた)ならびに日本で誇示の投資家向けのアドバイスをしている方と話すと、日本人個人投資家の方の投資の常識やセンスがかなり国際的なものとかけ離れているので、あまりいけいけのことをいってはいけない、と考えているからです。
 色々な法的なハードルや口座開設や海外送金の煩雑さ、ベトナムの金融制度の将来性の不透明さ、出現などいってらきりがありません。

 多くの知り合いの投資家の方には、さまざまな事情を説明して、

 資産の1〜3%の範囲でそのお金を捨てるつもりで投資するならいいでしょう

と答えています。
 今ベトナムについての書籍を書いていますので、その中できちんとした一つの流れとして書きたいと思います。
 実際に市場のシステムや情報の透明性、預け入れたお金の保全性などを考えると、香港やシンガポールは格上だとしても、ジャカルタ、マレーシア、タイはかなりしっかりしています。フィリピンも実はアジアで最古の証券取引所です。
 私は最近、東欧やアフリカの株について目をつけていますが、そうなると、

 ニューヨーク証券取引所
 ロンドン証券取引所

がとても魅力的です。
 日本は東証は上場していませんが、アメリカやロンドンでは取引所は上場しており、現在国際的な合併合戦の駆け引きの中です。
 そして各証券取引所は、投資家にとっていかに魅力的な投資商品をそろえようと競争をしています。
 ロンドン証券取引所には、東欧、ロシア、トルコなどの株式が上場しています。
 ちなみにベトナムには大手投資会社 VINACAPITALという会社があるのですがここが組成しているVINALANDというファンドはロンドン証券取引所に上場しています。

vnl.l.png

 このファンドは期間が5年の不動産ファンドです。
 最近のベトナム株式市場の下落の影響か、ちょっと上場時より下げています。

 そんな感じで、株式市場については慎重なのですが、書籍を書く過程で、経済関係の人に取材ができそうになり、この先数ヶ月かけて証券・金融・経済政策関連の官僚、国有企業の幹部から、ホーチミン、ハノイ、ダナンなど主要都市の官僚にあっていこうと思います。

 仮にWTO加盟が決まったら、事業投資ラッシュになるでしょう。
 株式市場も盛り上がることは予想されますが、100%といっていいほどバブル化しますから、それに乗ると痛い目にあうと思います。
 遠い遠い社会主義国の株式市場への投資って、それほど甘くないんじゃないのかなあ、って思っています。
 
posted by WOODY at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アジア投資家入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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