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2008年03月06日

ジョブスはまぐれ?

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 今日の株式相場は世界的に様子見。
香港市場は、


23,342.73
+228.39

午前場は盛り上がって+500で終了でしたが、後半延びませんでした。
 この感じだと明日は下げそうな予感。

この間有名な池田信夫さんのブログで、

スティーブ・ジョブズの「まぐれ当たり」


という風に評されてた。
この人の本は面白そうなので、近々取り寄せて読もうとは思っています。
ところで、投資する側にとって、

経営の成功の如何は<運>とまぐれ

と断言していますが、これについて、ちょっと意見。

 上記のブログの中において、池田氏はジョブスについて、わがままで勝手な最悪の経営者と評しています。
その上で後半のロジックでは、

まぐれ当たりを事業として成功させる上で重要なのは、仮説が明確だ

ということを強調しています。
ジョブスの場合はピクサーを上場させた後にマックに戻ったあそ、この仮説に成功し続けた、ということが池田さんの論理なのでしょうか。

しかしここに疑問が起こります。
では何故ジョブスは失敗から復帰できたのか?彼は失敗者ではないのか。
敗者復活が許されない日本はこのようなことは稀ですが、アメリカでも同様に、失敗者には厳しい再起の道のはずです。

私のかつての日本でのベンチャー投資でも、

まぐれや<運>で上場した

という経営者は多くいます。
 そしてそういう経営者のほとんどは、一度上場という華々しい舞台で脚光を浴びながら、上場廃止や倒産という目にあっています。
このことから、

運よく成功しても、<それが運だ>けなら長続きしない

ということはいえると思います。
 でジョブスについて池田さんの断定的なロジックに違和感を感じるのは、

なんで何回も上場したり、その後アップルを大成功に導けたか

ということなんです。
 確かにアップルコンピュータがマッキントッシュで世間にパーソナルコンピュータという概念を認めさせてたのは、ジョブスで、その後マイクロソフトに負けていったのもジョブスです。
しかしその後、ピクサーを上場させて、アップルに2000年に無報酬で役員についた後の、アップルの成長もジョブスです。
彼は<運のみ>なのでしょうか?

私は、ジョブスが成功したのは、

彼がビジョナリーだった

からだと思っています。
 ビジョナリーというのは、二つの側面が必要です。

未来に対しての感性(未来はこうなるぞ、という先見性)
未来を描く能力(その未来に対して、こういうイメージ・コンセプトのビジネスをデザインする力)

です。
ジョブスは、製品(プロダクト)やマーケティングなどにおいて、ビジョナリーだったから成功してきたのだと思います。
企業経営は、常に変化との戦いです。
そして何の変化が、次世代の勝負を決めるのか?を見極めることも重要です。
そして私の見た感じでは、ジョブスもグーグルもそういう感性をいまだに失わないで、いる。
今後とも成長する可能性が高い。

私が注目しているアップルとグーグルは、携帯に注目しています。
携帯端末が人々の生活やライフスタイルを大きく変える要素で、このセクター関連がもっとも今後技術革新が予想される分野です。

池田さんのブログにインスパイアされて<ビジョナリー>な経営者が投資の選定にはとても重要、ということを改めて確信しました。

☆ただ注意なのは、アメリカのIT産業がこの先数ヶ月株価的に厳しい環境にあることです。
 クリック広告の伸びの低下や米国の景気後退懸念からのIT関連株へは<売り圧力>がかかっています。ですからどのくらい割安になるのか、観察が必要です。




posted by WOODY at 19:53| Comment(1) | TrackBack(0) | 旧カテゴリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全く同意いたします。

アップルやグーグルの世界を変えてしまうほどのイノベーション・パワーにはいつも驚嘆させられてきました。

まぐれとか、斜に構えた日本の評論家とかがいかにも書きそうなことです。

私は恥ずかしながらアップル株を少し保有していますが、景気後退とかそういうことは未来を考えたら小さな問題だと考えています。
Posted by StrayCat at 2008年03月07日 00:44
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