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このところ、日本の新興市場企業のMAや中国企業のベンチャー投資案件などに忙殺されています。
今日は知人の企業がカナダのTSXのベンチャーマーケットに正式に上場が決まり、目論見書(prospectus)をもらいました。
日本ではあまり知られていませんが、カナダtsxのベンチャー市場は、世界中の企業を誘致しています。
上場基準を大幅に緩和して、創業まもない企業でも将来性がある企業ならば、上場できる仕組みを提供しています。
世界の株式市場では上場基準の緩和の傾向が続いています。
一番有名なのはロンドンのAIM(afiriated international market)市場です。
2500社以上の企業が上場しており、アジア、ヨーロッパ、中東、南米などの企業が上場しています。
ロンドンのAIM市場の特徴は、スポンサーといわれる投資銀行が自分で上場審査をして、資料作成から資金調達をするという点です。
プロの機関投資家が主力投資家であるAIM市場では、すべて自己責任です。
スポンサー審査を信じるかどうかも投資する機関投資家の責任です。
ロンドンにはベンチャーへ投資する機関投資家が数多く存在しておりAIM市場の取引の主力メンバーとなっています。
トロントTSXのベンチャーマーケットもこの仕組みを導入したもので昨年あたりから、北米のベンチャーや中国の企業の上場が目立っています。
また今年になってシンガポールがベンチャー市場のセスダックの改革を実施、名称をカタリストに変更しました。
シンガポール・カタリスト市場もAIMの方式を導入、スポンサーといわれる証券会社・投資銀行が11社指名されて、自分が探し出した企業の審査を行うことが決まりました。
シンガポールはチャイナコンセプトといわれる中国系企業の上場を積極的に進めてきました。
しかし私が見るに香港上場の本土企業は規模が大きい国営系企業なのにくらべて、シンガポール上場企業は、民営の割と小粒な企業が多い。
シンガポールの証券会社はタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシアのベンチャー企業の発掘と投資に昨年から乗り出しています。
東京証券取引所も来年をめどにロンドン証券取引所と合弁形式で、AIM市場と同様のプロ向け市場を創設するそうです。
私の友人の会社は創業1年以内で上場します。
北京で企業買収をして、あっという間に従業員100人の規模の会社になってしまいました。
中国本土では急成長の民間企業がM&Aを繰り返して規模を拡大し、VCや投資銀行が投資後にTSXやAIMなどへの上場を提案するというケースが非常に増えていると聞きます。
世界規模の証券市場の競争と、中国へのVC投資の増加が今後も続きます。
ということは、AIMやカタリストの中にアジアの有望企業が上場するという傾向になりつつあるということです。
今までは<次はどこの国?>みたいなその国のローカルマーケットへ投資するというのが一般的だったのですが、ベトナムマーケットを見ても、通貨政策の間違いやインフレが進むと株式市場が予想できないくらいの勢いで下落します。
AIMやカタリストもハイリスクハイリターン型の投資ですが、ローカルマーケットに投資するよりは、私はリスクが少ないと思います。
ただし企業の詳細性をしっかり見る目が必要ですが。
突然のメール失礼します。
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