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2008年02月29日

バフェットの手紙 更新します

私にとって、毎年3月頭は大切な日があります。
投資家として最も尊敬しているウォーレンバフェットのバークシャ・ハザウェーで、バフェットから投資家向けの手紙が発表されるのです。
http://www.berkshirehathaway.com/



Warren Buffett's Letters To Berkshire Shareholders

は現在Updated March 1, 2007とありますから、米国時間の3月1日に2007年度版が発表されます。

投資で英語を勉強したい人は、バフェットのこのレターを何回も読むことをお勧めします。
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2008年02月27日

スティーブジョブス

『香港ポートフォリオサービス』
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 今日はアジア市場が概ね上昇。
香港ハンセンは+769ポイント上昇して、

24,483.84

でした。
幅広く買われていますが、まだまだ、本格的な上昇モードにはなれません。
あと数回の修正(下落)があるとは思います。
アメリカがリセッション(景気後退)に陥ったかどうか、について、識者の認識が分かれています。
様々な統計データの発表や、今週末に発表される米国主力銀行の決算発表までは、様子見でしょう。

ちょっと気になったのが、最近の米国主力IT企業の下落です。
検索大手グーグル(goog)や中国検索大手、百度(bidu)がいずれもここ数日売り込まれています。
http://finance.yahoo.com/q?s=goog
http://finance.yahoo.com/q?s=BIDU

アップルも下落です。
http://finance.yahoo.com/q?s=AAPL

 いずれも景気後退に絡んだ、成長性への不安から売り込まれています。
ハイテクIT株はもともと、高い成長性を織り込んで株価が構成されていますから、PERやPBRが高いのです。
成長性神話が瓦解するとなると大きく下げる。
要素は企業成長の最も大きな要素は

経営者

です。
 というわけで、<経営者を見る>という意味で、たまにITや新興国企業の経営者の背景を見てみることにします。
で、今日は、スティーブ・ジョブス

手っ取り早く経歴だけを読みたい人は、
ウィキペディア(Wikipedia)』による
スティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs
日本語版
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%96%E3%82%BA
 もっと詳細な英語版http://en.wikipedia.org/wiki/Steve_Jobs
 
今年のアカデミー賞候補にもなった「JUNO」は、アメリカのティーンが妊娠して、養子を探す、というものでした。
ジョブスの場合もシリア人の政治学者とアメリカ人大学生の間の「unexpected baby」(予想外の子供)だったため、ジョブス夫妻に養子に出されます。
オレゴン州のリード大学に通うのですが、すぐに退学。
哲学書を読んだり、カリグラフィ(西洋ペン習字)の講座に通ったりします。
その後1872年ビデオゲーム草創期のアタリ社にプログラマーとして入社したり、インドを放浪をしたりした後に75年にアップル社をガレージで創業。77年に法人化します。
スティーブ・ウォズニアック、マイク・マークラと3人での創業でした。
個人専門に作られたモニター一体型のAPPLE、APPLEUは爆発的なヒットとなり、1980年にアップルはIPO。ジョブスは数百億ドルのキャピタルゲインを得ます。
 80年代はパーソナルコンピュータというマーケットが急拡大する時代でした。
アップルは<マッキントッシュ>ブランドを発表するものの、IBM−PCとそれに続く、互換機(DOS−V)メーカーとの競争で次第にシェアを失います。
そして社内構想の結果1985年に、ジョブスはすべての役職を解任されてしまいます。(実質は権限のない会長)
その後アップルの株を売却して辞任、NEXTコンピューターを立ち上げて、シュミレーションコンピューターに参入。
また86年にはルーカスグループのアニメーション部門を買収して、ピクサーのCEOに就任します。
ピクサーはディズニーに「トイストーリー」を受注。トイストーリーは大ヒットとなり、ピクサーも公開することになり、ジョブスは再び巨額の資産を得ることになります。
一方アップルはこの頃はウインTEL連合に完全に負けて、業績が急速に悪化中。
ジョブスが96年にNEXTをアップルに売却して、2000年に正式復帰。
ちなみにアップル株価の最安値はITバブルがはじけた2001年9月の15.2ドル。

ジョブス復帰後のアップルは、オープンソース概念を取り入れた開発志向やIPODなどの新規開発を成功させて、企業業績を大幅に回復。

就任後の株価も10倍以上にさせました。

詳細はWIKIを読んでいただきたいのですが、70年代の追放前のジョブスは、イメージ、インスピレーション先行で、独善的な独裁者。
失敗、復帰後は、そういった面(こだわりや直感を重要視している)反面、人との調和を大切にしたという変化もみられます。
2004年にガンを患ったことも原因かもしれません。
2005年にスタンフォード大学で行った講演は、彼の人生観やビジョンを表現したいいスピーチです。

http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

彼は、このスピーチの中で、朝鏡で自分の顔を見て、<今日が人生最後の日>だ、と言い聞かせるといいます。
人生は一度きり、だから表題に有るとおり、

'You've got to find what you love
自分が愛せるものを見つけるべきだ、

そしてスピーチの最後にこう付け加えます。

Stay Hungry. Stay Foolis
ハングリーでありつづけ、分別くさくならずにいなさい



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2008年02月13日

風邪っぴきのバレンタインデイ

『香港ポートフォリオサービス』
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 香港ではこの数日の寒波で、風邪が流行。私も職場感染で土日が熱にうなされました。
喉(扁桃腺)の痛み、食欲不振、間接の痛みが伴い体力も低下しました。
食べ物は消化によく、体を温めるものを中心に食べて体力も回復、ようやく会社に来られるようになりました。
療養中は毛布に包まって、テレビをみながら、時にうとうとしたり、新聞を読んだりという感じでした。

明日はバレンタインデイ。
日本は女性から男性へチョコ。なんですが、香港は逆で男性から女性へプレゼント、なんだそうです。今日がどうもクライマックスみたいで、ショッピングセンターやSOHOあたりのレストランはカップルでごった返しているみたいです。
そんなわけで、風邪っぴきは、早く家に帰ります。

月曜日大きく下げて、弱く上げ続けた2日間、明日はどうなるか?




13148891223
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2008年01月29日

中国大雪

『香港ポートフォリオサービス』
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 昨日のマーケットが大幅な下落で、今日は少し戻すと思いましたが、日中ずっと弱い展開でした。
午前場は+500を超えて終了したのですが、平安保険や香港証券取引所が弱かったのが引っかかりました。
午後場は本土の金融機関(平安保険、工商銀行、人寿、中国銀行)などがマイナスに転じ、結局、ハンセン指数は24,291(+238)で終了。
市場は依然不安定な心理を潜在的に抱えています。

環境的に明るい材料はないわけですから、明日も曇り空であることは間違いありません。

話は変わりますが、テレビのニュースはこのところ、中国の大雪による交通マヒを報じています。
旧正月を前にこの時期は民族大移動が起きます。
 上海や湖南省、江西省などでは大雪で送電線が倒壊て被害が出ています。
中国本土の13の空港が閉鎖。道路も凍結して交通が麻痺しています。
石炭の輸送が滞り、送電網も切断されて、本土全体で電気供給に障害が発生しています。
本土の輸送物流がストップしているため、野菜や豚肉などの食料供給が出来ないという状態のようです。
上海や中国南部などでは30年に一度の大雪だそうです。

香港も12−13度で、曇時々雨。冷たい風が吹き付けています。


Japan - Visions of China

2008年01月17日

サブプライム 商業不動産へも波及


 今日の香港市場は大波乱。
午前中は知事24000を割るところまで下げました。
しかし午後場には大きく上昇して、

25114.98
+664.13

です。
 今日は昨日下げすぎた分を少しばかりリバウンドしましたが、明日はわかりません。
それもこれアメリカの動向次第です。
ただ、一度上昇しても、リセッションがらみの情報が出るたびに世界市場は大きく揺れることになりそうです。
今日のWSJ電子版では、サブプライム問題から不動産プロジェクトへ波及した例が取り上げられていました。
著名や不動産開発業者であるEichner(アイクナー)氏が手がけていた巨大ラスベガスのカジノリゾート、コスモポリタン・リゾート・カジノが銀行からの支援を拒否されて暗礁に乗り上げたことを報じています。
760百万米ドル(805億円)の債務について、借り換えの資金を出してくれる金融機関が見つからず、総額30億ドルのリゾートが完成していくには、かなり難しい状況でしょう。
規模は3000のカジノルームとツインタワーに二つのホテル、オペレーションはMGMです。
こうした巨大プロジェクトは米国や英国で、債券などを発行して行われており、今後、サブプライムから発した信用不安は、こうした焦げ付きプロジェクトをあぶりだしていくことになると思います。

もちろん景気後退=>消費減退、となれば不動産、娯楽、建設など全般に広がっていきます。
連銀がすばやい利下げを行わなければならない背景には、サブプライム以外の消費関連に波及が及ぶと、本格的な後退循環に陥ってしまうからでしょう。
連銀や景気対策減税などの明るい話題と、商業不動産プロジェクトなどへの波及など、マイナスとプラスの複雑に入り混じった展開になっていきそうです。

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2008年01月09日

オープンビジネスモデル

『香港ポートフォリオサービス』
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 今日は投資に直接は関係ないのですが、今後の世界の<経済生態>や日本の経済についても関係あることです。
以前から私が何故日本の経済が停滞感を持つのか?という時に、

知的財産を独占するキャノン
系列化で利益を独占するトヨタ

というのが日本の経済の活性化に障害になっているのではないか?という疑問がありました。(あくまでも疑問であって確信ではありません)
 それで今日色々調べていたら、

オープンビジネスモデル

という本(コンセプト)に出会いました。



この本は世界で進む競争の最先端では、これまでのように自前の技術を一方的に独占して競争をするのではなく、一定のプラットフォームを開放して、他社と共存共栄でイノベーション(技術革新)を追求したほうが、マーケットも拡大する、とうい趣旨が書かれていると思います。
シスコシステムは自前の製造技術を持たず、世界中のベンチャーを探し、資本提携する戦略を持っているといいます。
グーグルはSNSや携帯のプラットフォームを公開して、開発ツールを提供して、共同開発企業を募っています。
ヤフー(米国)もモバイルアプリケーションのプラットフォームをオープン化しました。
これはどういうことを意味するかというと、

変化が早く、拡大する市場ではオープン化した方がマーケットが拡大し、イノベーション(技術革新)が進む

ということを意味しています。
例えばパソコンがそのいい例です。
世界のパソコンは80年代にIBMがプラットフォームを公開して、サードパーティに参加することを認めました。
PC/AT互換機(日本ではDOS/V互換機
ハードディスクやメモリ、CPUにいたるまで規格が公開されたため世界中の企業がPCマーケットに参入して競争になった。
台湾のエイサーなどはこれで大成長しました。

当時はIBMの「オープンアーキテクチャ」戦略によって世界で急速に拡大していったPCがより安く、より開発が進化しました。

急激に進化し拡大する産業では、その産業下に複数の市場が出来る。 
そしてオープン化することによって、複数の企業が競争によって活性化して、さらにイノベーションが進む

パソコンではメモリやCPUなどの高度な半導体部品や、内臓外付けハードディスクや冷却ファンなどの付属品に至るまで様々な製造技術を持つ必要があます。それを一社で独占するよりも、企業規模やカバーする専門技術力などに応じて、共同で一つの市場を持った方がスピードも速い。

またオープン化による新しい市場の創造は、起業家や中小企業にとっては大きなチャンスになる。

といえるのです。
今通信の世界では急速に産業が拡大しています。
半導体やバイオも同様です。

これらの産業は競争が激しいためにオープン化による、市場参入が促進されています。新しい製品市場(カテゴリ)がどんどん出来て専門的に特化した企業が誕生しています。

米国を中心に成長市場をにらんで新しいカテゴリーで起業している起業が多い。
ITやバイオメディカルなどでは米国やヨーロッパ、イスラエル、インドなどが盛んです。アジアでは台湾、シンガポールや中国が本腰を入れています。
こういう新しい、競争市場は「多産多死」といわれて、失敗も多い。しかしその中から本物の企業が現れて大きくなるか、もしくは大手企業に買収される。
これがアメリカのシリコンバレーの経済生態です。
アメリカ経済が根底もってる力強い生命です。
たとえ失敗してもイノベーションの追及によって既存産業を代替していく。(取り替えていく)という仕組みがある限り、アメリカは強いと私は思っています。
そして、アメリカにおいて急激に増えている中国系移民や技術系留学生が多いことが、今後の中国の成長を物語っているのです。

キャノンの話に戻りますが、同社はサードパーティを認めていません。ですから、先日の最高裁でトナーカートリッジのメーカーと争って勝訴しました。
同社はカメラにしても、現在進めている液晶事業にしても基本的には全部内製。
また強力な知的財産マネジメントで知られています。
知財の保護は企業として当然重要だと思います。

しかし、半導体にしても液晶などにしても、産業規模が大きくなればなるほど、革新のスピードは速くなる。
オープン化によって技術革新とコストが安くなればなるほど、独占化モデルの方がきつくなる、という風に感じています。

 
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2008年01月02日

謹賀新年

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 謹賀新年。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

日本はまだ1月2日はまだ正月ですが、香港はもう相場がスタートしています。
大発会は、薄商いの中

27,560.52
−252.13

で終了。
全体的に弱い展開でした。
今日は、華僑の旧友が、新年を一人で過ごすのは退屈だろうということで昼食の飲茶に招待してもらいました。
豪快な性格で、

ワンチャイの海沿いのでっかい黒いビルに来い

という大雑把な待ち合わせの言葉にもめげず、なんとかその黒いビルにたどりつくことが出来ました。
大勢で点心を食べましたが、中華料理は大人数で食べると沢山の種類の料理を食べられるのでいいです。暖かいビーフンスープが風邪気味の喉を潤しました。

投資会社を経営しているその友人と今年の相場の展開をいろいろ話しました。

今の香港相場が弱いのは、機関投資家などが本格的に買いに入っていないことが要因です。

米国のサブプライムに起因する信用問題がまだ不透明であるという点と、米国景気がどれくらい減速しているのかを見極めるムードが強い。
香港に限らず、世界中の市場が見送りムードです。
日本の大発会(1月4日)も同じような展開になる可能性が高いと思います。つまり下げる懸念が高い。
世界経済はいい材料よりも、懸念材料の方が多い。
パキスタンの問題なども気を重くさせます。

ただ香港市場にとって明るい材料は、本土市場が上昇しているという点でしょう。
本土で年末にIPOをした中国太平洋保険(china pacific insurance
601601)は、30元の公募価格を大きく飛び跳ねて取引されています。48.61元。
 太平洋保険は香港市場でも上場予定です。

 日本にとっても、アジアにとっても今年はいいことが多いをいいと思います。

荒井裕之の資産運用無料セミナー<香港>
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2007年12月28日

ブット女史暗殺

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 今日の香港市場は、

27,348.05
−494.85

パキスタンのブット元首相の暗殺というニュースなどが、先行き不安感をあおったかもしれません。
というのもアメリカはパキスタンがイスラム原理主義勢力に政治的権力を持つことは絶対に許さないと決めています。
パキスタンはかつて核技術を輸出してた過去があり、もしタリバンなどに少しでも近い政治家がパキスタンに現れると、核がアルカイーダなどにわたる可能性がある。
そうなったらアルカイーダがアメリカを核攻撃する可能性まで発展してしまい、イラン・パキスタンという場所が戦場になる可能性に発展する。少々粗い論理かもしれませんが、ベネジール・ブットというのはイスラム原理主義を嫌っている世俗派の代表格の政治家で、庶民に人気があった。
ムシャラフ大統領とは犬猿の仲でしたが、欧米やサウジアラビアはブットとムシャラフをなんとか共存共栄にして、パキスタンの原理主義勢力を抑えつけるということに長く時間をかけてきました。

CNNの報道によるとブット女史は、パキスタン政府の警護体制に不安と不満を持っていたといいます。
 暗殺される可能性が高いと自身で感じていたようです。
ムシャラフ大統領がわざとしたこの不親切によって、失われるものは多いかもしれません。

中東やパキスタン、イランなどの混乱は相当長く続くかもしれません。


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2007年12月24日

経営者の資質は資本政策からわかる

『香港ポートフォリオサービス』
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メリー・クリスマス!
皆さん3連休はいかがお過ごし中ですか?家でこんなブログ読んでいる場合じゃないかもしれません。
香港は今日は営業日。明日と明後日は休日です。
といっても何も予定がない私は、会社で色々作業の予定です。
日本は12月もクリスマスを迎えたら、もう急速に年末年始モードでしょう。
テレビも特番体制となり、怒涛のように紅白歌合戦に突入。
今年の日本の政治・経済・社会を振り返ってみると、本当にろくなことがありませんでした。
10大ニュースを並べるのが難しいくらいです。
企業不祥事の多発。うっかりで済まされないような不祥事が多い、ということは、体質に問題がある企業が多いということでしょう。長年積もり積もったものが、ついに姿を現したもので、一朝一夕で問題が解決するものではないでしょう。
来年もこの手の不祥事は増えていくと思います。
人材派遣、軽作業請負のグッドウィル(4723)の営業停止の問題は驚きでした。
本当にコンプライアンスが取られていなかった。というか社員が一様にノルマが厳しくて、違法な形の受注でも断れなかったということから元経営陣の経営手法が厳しく糾弾されていくと思います。
同業でオープンループ(4831)という会社があります。
この会社も問題がありまして、会社が一向に黒字化しないで、増資ばかりしている。経営者が持分を処分する一方で、大量のストックオプションを毎年獲得しているという会社です。
つまり自分向けに株を刷っては現金化する一方で、大量にオプションを毎年取り決めている。
私はすくなくともマーケットに上場している経営者は、株主資本を増やせない実績が数期続く場合は退任するように、株主が判断すべきだと思っています。
この会社はクオンツが昨年くらいから株を買い集めて33%くらい株式を保有している。
昨年だかに会社側がまたまたMSCBを出そうとした時、異議申し立てをして、裁判で認められました。経営者の安易な株の印刷に反対しました。
12月26日の株主総会では、会社側は発行済み株式数の枠の増加と、ストックオプションの増額を決議しようとしています。
またまた、この会社の経営者は株数を増やそうとしているようです。
資本政策で経営者の株主に対しての姿勢がわかります。
オープンループの経営者のような姿勢の経営者(安易に自社持ち株を売却したり貸し株をする)は、そもそも株を、印刷すればお金になるツールくらいにしか思っていませんから、株主へ利益を配当などで返すという考えもないでしょう。
また究極の経営は企業価値を高めることなのですが、企業価値=時価総額と安易に受け止め、プレゼンテーションやIRばかり優先し、マネジメントを怠る場合が多い。
このオープンループの場合上場前から経営者をよく知っています。
彼は当初50%以上の株式を保有していた。
今はなんと3%です。
この企業を見るまでもなく、

新興企業の経営者の資質を判断する場合には、資本政策や持ち株シェアを詳細に分析する

必要があります。
この数年、変なワラントや社債を発行する企業が増えましたが、そういう企業は100%駄目になっています。儲かるのは金融ブローカーだけです。

真に企業価値を高めるということは、バランスシートを綺麗にすることです。
高収益を実現するための、他社にないサービスの提供。その結果が高いROE。つまり純資産を増やすことです。
毎年純資産が増やすような経営をすることが、結果的に高い株価=時価総額になる。
そのことが判らないのがグッドウィルやオープンのような経営者がとても多いのです。
12月26日の株主総会、一体どうなるのか?
 楽しみにしています。

□□□□□□休日のミュージック□□□□□□
jガイルズバンド Centerfold 聞いたことある人多いと思うよ。



WHAMMER JAMMER
たった、一本の10ホールブルースハープ(ハーモニカ)でこれだけ表現できるのはすごい。
昔、この局がAFM(当時はFEN)で頻繁に流れていました。


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2007年12月22日

冬至

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 アメリカが205Pも上げて終了。
来週24日の香港市場はどうなるのか?
当然上げてくる可能性は高いですけれど、まだ脆弱な市場ですから、油断禁物です。

 今日は冬至。
日が一番短い日です。
今日から次第に日の出時間が早くなり、日没時間が長くなります。
古代中国では冬至が元旦で新しい節が始まりました。
なお冬至は19年周期で11月1日が冬至になり、これを朔旦冬至(さくたんとうじ)といって祝う習慣があります。
前の朔旦冬至は1995年で、次は2014年だそうです。
1995年という日本の経済は悪化が極めた年です。もしかしたらこの低迷や閉塞感は2014年まで続く可能性がある、なんて根拠のないことを考えたりします。
易や風水の世界では、冬至は陰が極まってあかるい一陽が現れるという風に捕らえます。
来年のことを占う日でもあります。
私が易経に興味を持っているのは、易は自然の変化転変について説明しているのであって、決して、「いい」とか「悪い」とは断言していないのです。
悪い卦にも望みがあるし、いい卦にも警告がある。
いいときもあれば悪いときもある、ただ常に変化しているということを教えてくれます。
そして、それがいい場合でも悪い場合でも、人間の努力や忍耐によって変化の方向性を変えることが出来る、そこが魅力的でもあります。
とはいえこの易経は難解で、象徴的な言葉が多いので、自分でも何回読んでも判らないことが多いのです。
君子占わずといって、徳の高い人間は自然現象や社会風俗から、卦を読み取り、政治を執り行うとされていますから、決して、多くの人が考える占いとは種類が違うものです。
私も古代の例にのっとり、君子ではありませんので、今日は家を綺麗に掃除して、身体を清め、心を真っ白な神聖な気持ちにして、易をしてみようと思います。
良い週末をお過ごしください。


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2007年12月19日

アメリカの不良債権お掃除中です

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 油断禁物でしたね。
咳は出るし、鼻水が止まらない。昨日の夜は寒気がしました。
私は気功のトレーニングを2年前から始めて以来、ほとんど風邪を引いても軽い症状で終わることが多かったので、自分の生活態度が甘かったと反省しています。
今日も朝、気功のトレーニングをしてから出社しました。
昔気功を始めたばかりのころ、手(二の腕の辺り)から毒気のようなものが蒸発する感覚がありましたが、今もそんな感じです。

このところ足裏の感覚と丹田の感覚がよくわかるようになって、練習中に呼吸が深く、長くなり、進歩したと思っていました。そういう自負が慢心を呼び、逆に風邪を招いたのかもしれません。
香港は今日は20度くらいで結構肌寒い。一般の家庭には暖房はありません。
 今回の体調のことはいい教訓になりました。
前進できたと慢心すれば必ず、災いを招くのです。
経営も同様で、成功や前進をしても、油断や慢心があると必ず崩壊してしまう。

今のアメリカの金融市場はここ数年間の不動産ローンの貸しすぎと、なんでも証券化して分散して売りまくった経済構造の問題が一気に露出している状態です。不動産関連セクターと金融サービスセクターが大きく痛んでいます。
住宅産業は好調な米国の景気拡大とともに、数年間成長してきました。それがいつの間にか本来購入できない人の買える様になっていった。
ただアメリカの場合健全と思うのは、銀行や住宅産業なんかもしっかりと膿を出していることです。
バランスシートから不良資産をバンバン引き抜いて、評価損を計上しています。
荒療治ですけど、そのほうが回復も早いと思います。
損を思いっきり出しちゃうと市場も混乱します。
今は、市場参加者が極度に用心深くなっています。

 株価予測で有名な恒基地産(0012)李兆基会長が新聞のインタビューで、ハンセン指数の3万ポイントに回復する時期について、これまでの年末の予測から2008年春に<下方修正>しました。

李会長といえば、8月の下落、10月の下落で大量の仕込みを買いを公言しました。
 四叔というのがニックネームなのは、4男坊だから。

ここ数日の下落で香港市場はまだ27000台にようやく戻りました。
まだまだ、投資家心理は警戒心で一杯です。勢いはない。
亜細亜股神と呼ばれている投資家の李会長でさえ、弱気になっています。

こういう有名な人が言い始めたから、弱気になる、というのは間違いだと思います。
この股神の言動を冷静に観察すると、結構、コロコロいうことが変わっています。
変わり身がはやいのだと思います。

香港市場は午後一時マイナスになる局面もありましたが、最後に不動産セクターや銀行せなどが変われて上昇。
またまだ本格的な上昇には程遠いと思います。
けど失望売りするほどのものではない。
今日19日にベアスターンズの決算発表。
それに先駆けて、役員ボーナスをゼロにするとWSJに掲載されました。
かなり悪い決算であることの予兆でしょうか。


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2007年12月18日

風邪

香港も寒くなってきました。
日曜日うっかりパジャマを着ないで寝たら月曜日の朝に、発熱。
咳が止まらず、久しぶりに病欠です。相場が心配だったのですが金曜日のNYの下げをうけてもろに下落していました。
今日の香港の相場は、やや上昇です。
しかし、上昇銘柄は香港電燈(0006)や香港ガス(0003)などいわゆるディフェンシブ銘柄ばかりです。
本格的な上げムードにはまだ至らない。
ただここで悲観的なムードに入るほど中国経済はまずくありません。
何か材料がきっかけで上昇していく、と思っています。
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風邪

香港も寒くなってきました。
日曜日うっかりパジャマを着ないで寝たら月曜日の朝に、発熱。
咳が止まらず、久しぶりに病欠です。相場が心配だったのですが金曜日のNYの下げをうけてもろに下落していました。
今日の香港の相場は、やや上昇です。
しかし、上昇銘柄は香港電燈(0006)や香港ガス(0003)などいわゆるディフェンシブ銘柄ばかりです。
本格的な上げムードにはまだ至らない。
ただここで悲観的なムードに入るほど中国経済はまずくありません。
何か材料がきっかけで上昇していく、と思っています。
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2007年12月13日

トヨタの闇、キヤノンの蠱(ただれ)

『香港ポートフォリオサービス』
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 盈れば欠けるといいます。
この間のブログにトヨタとキヤノンの落日というタイトルで書いたと思います。
世界ナンバーワンが確定的なトヨタですが、その経営手法、とりわけ雇用や下請けへの対処方法に対して問題提起された本が出版されました。

トヨタの闇




この本を読んでいるわけではないのですが、

○巨額の広告費用(1000億円)の圧力によって、マスコミはどうしても正面切った批判的な報道が出来ない
○以上に多いリコール数
○闇修理の疑い(リコール隠蔽)
○悲惨な下請けや請負の労働実態

ということが書かれているようです。
 この本は書評や広告もされないどころか、ネット通販でもヒットせず、AMAZONだけは通常に扱っている、とのことです。
この本の大しての書き込みも賛否がわかれています。
 <世の中の大企業はどこも同じ>
<他の自動車メーカーだって似たり寄ったり>
という風に斜めに見る人もいますし、
<トヨタの過労死問題>


などの問題を含めて、厳しく糾弾している人もいます。
この過労死問題において、先日名古屋地裁でトヨタが主張していた「QC活動は自主的な活動で労働時間以外」ということが明白に否定されたことは労働者にとって画期的でしょう。

キヤノンについては、御手洗経団連会長の発言などから、相当内部で腐敗が進んでいるのではと思ったら、やっぱり大分工場の選定を巡っての脱税事件が起きました。

仲介謝礼に13億円  鹿島所得隠し キヤノン会長知人が経営 コンサル2社へ
 

さらに御手洗会長は

「関係なく迷惑している」 キヤノンの御手洗会長
 

さらに、偽装請負を指摘されて、

御手洗経団連会長“法律が悪い「制度見直せ」と居直り 

私は大学で法律を勉強しました、御手洗さんは中央大学法学部です。司法試験を目指したが、落ちて、叔父さんが経営していたキヤノンに入社しました。

財界を代表する、いわば人の見本であるべき人物が、「法律が悪い」と居直るのはいかがなものでしょうか。
そんなことをいったら、「大麻は酒やタバコより毒性がないから、大麻取締法は悪い」という理屈が通ってしまう世の中になっちゃいます。
私はこのブログを通して、自身の投資の勉強したことを書いているつもりです。
人を批判したり、裁断(裁く)することは本意ではありません。

 投資している人は、私自身も含めて、トヨタ、キヤノンの現状とこれからのことはすごい勉強になると思います。
 どんな業績のいい企業も油断したり、驕るとあっという間に窮地に陥ります。
トヨタを巡ってはリコールが増えています。
上記の本にありますが、これは、

部品の共有化を増やした
利益優先の設計思想
労働環境が疲弊している

ということで、一つの車種でミスがみつかると、複数の車種にドミノ倒しのように広がる。
車のコンセプトやデザインからくる自動車の設計、製造よりも利益を優先してきた結果、高収益なのだが、リスク要因として欠陥車が出ると、拡大するという経営構造になってしまった。
キヤノンについては、労働環境(偽装請負)や経団連会長としての発言が消費者に対して悪いイメージを与え続けています。
きっと悪いことは会長に届かないような体質になってしまっているから、もっと問題が出てくる可能性があります。

キヤノンにしてもトヨタにしても、昔は自らに厳しくイノベーション(技術革新)によって、窮地から復活してきた企業です。
どちらも今は慢心によって、自らの改革でなく、他人から奪い取る形で高収益を上げようとして、それが公共の前に暴かれつつある。
昔の姿勢にもどれば、復活の可能性も大きい。
両企業の経営者が心を入れ替えて、再び挑戦していくのか。
それとも居直って崩壊していくのか、じっくり観察したいと思います。


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2007年12月08日

ジョン・レノンを偲ぶ

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 年も押し迫り、なんとなく寒さが<師走だな>と思う今日この頃だと思います。
日本というのは四季が厳格にあるため、春★夏★秋★冬★その時々の空気の湿り気とか、草木花の匂いとか、空の色とか、風の音とか、虫や鳥の鳴き声なんかでその瞬間(とき)を楽しむことができます。
香港ではそういう雰囲気がありませんね
今週の株式相場はとても神経質な展開でした。
来週も神経質な上に乱高下があることを覚悟しながら、疲れた頭をリフレッシュしたいと思います。

まあ、あまりお金のことばかり考えても仕方がないので、昨日に引き続き音楽で頭をリラックスしてください。

 今日12月8日はジョン・レノンがこの世から去った日です。
1980年12月8日が彼の命日です。
享年40歳。
ということは今生きていたら、67歳ということになります。
ジョン・レノンの命日の12月8日は今でもよく覚えています。
この日私はたしか高校1年生で、同級生のミヨシ君と武道館へ甲斐よしひろのコンサートへ出かけていました。
確か月曜日だったような気がします。
別に私は甲斐よしひろのファンではなかったのですが、友人のミヨシ君がすごいファンで武道館へ出かけたのでした。
で、コンサートの最後でアンコールのときに甲斐よしひろが、
「いっちまったレノンへ」みたいなことを叫んで、コンサートが終了。
開場が「ジョン・レノン?」とどよめいたのを覚えています。
当時はネットも携帯もないし何がなんだかわからなかった。
ただ家に帰ったらニュース番組で、twist and shoutをうたっているレノンが放映されていたのでした。

 晩年は愛と平和(LOVE AND PEACE)をテーマにした歌が多かったレノンですが、パレスチナ、イラク、コソボなど世界各地で戦争が起きている現在、彼が生きていたらどんなメッセージを歌にしていたか、と考えてしまいます。
ではよい週末をお過ごしください。

imagine


happy christmas(wsr is over)
このビデオを見ると、戦争の意味を考えてしまいます。



standing over


give peace a chance




cant buy me love



twist and shout





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2007年12月05日

日本でswf?

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 日本でSWF(ソブリン・ウェルス・ファンド)発足?

今日の新聞各紙に掲載
自民党で議連が立ち上がりました。
ロイターの記事

 中身はというと、

<1>外貨準備や国有不動産などの一部を原資にする
<2>当初は運用資産1000億円、年間運用収益は40億円以上を目標とし、規模を徐々に拡大する

で、誰がやるのか?
が問題なんですよね。
シンガポールの場合はテマセクにしてもGICにしても、きちんと人員を育てたり、ヘッドハンティングして組織が充実しています。
日本政府ならびに政府系企業の投資の下手さは、過去にも例があります。
例えばNTTドコモは海外投資で1兆5000億円の損失を計上している。(社内ベンチャーの多くは非公開企業だからとして実態が公表されていないが、多くが財務内容が不透明で批判を浴びている)

日本でそこそこの規模のSWFが組成されたとすると、海外の投資銀行からわんさか案件が持ち込まれると思います。
問題はそういう案件に対して、投資戦略を考案して交渉して自分に有利なディールを行い、適切なポートフォリオ管理できるチームを組めるか?ということだと思います。

こういうのに自民党の政治家が絡むとかならずなんか裏があるんじゃないかな、と汚職なれした私は思ってしまいます。

SFWについては数年前から提案する学者やら政治家がいたらしいのですが、そのつど、財務省が強い難色を示したということですから、今回も無理かもしれません。


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2007年12月03日

先見性のある経営者は決してパクらない

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 先見性その2

 土曜日に先見性について書きました。
ではどうしたら先見性を持つことが出来るのか?
あるいは先見性のある投資家(visionary investor)になれるのか?

○経営者として先見性のある人間になる。
○投資家として将来有望な産業と有望な企業家を見出す。

これは難問です。
これが判ったら誰でも金持ちになれます。

マトモな経営者、l政治家、経済学者から投資家に至るまで、将来どうなるか、将来をどう想像し、どう創造していくかに全力を傾けているのです。

私はいつも思うのですが、先見性というのは結局のところ、その人がどういう考え方をしているか、によるのではないかというこことです。
考え方というよりも理念、信条、哲学をもっているかどうか、です。

この世の中では、マトモでない生き方でも勝者になることが出来ます。

奪う、騙す、盗む、裏切るという方法ならば人を押しのけても勝つことが出来ます。
しかしこの方法だと人の支持を受けることが出来ない。あまり気持ちいいものではありません。

勝てばいい、とばかりに反則を繰り返した某ボクシング選手のように国民的顰蹙を浴びることになります

経営についても同様で、流行のビジネスに参入して手早く儲ける、人のまるっきり真似をして平気な経営者がいます。

私はよく<サバイバル><生き残り>という言葉を使います。
ただ同じ<生き残り>のための哲学を持っている人でも、こういう人がいます。

生き残っていくためには従業員が犠牲になっても仕方がない
生き残っていくためには法律を犯しても仕方がない
生き残っていくためには嘘をついても仕方がない
生き残っていくためには人のノウハウを盗んでも仕方がない

こういう経営者は、理念とかそういうものがない、というか忘れてしまったのでしょう。
件の老舗料亭の経営者も先代の下にいたときはともかく、いつの間にかこういう考え方をするようになったではないでしょうか?

一方で、マトモな経営者は、生き残りのための競争や企業収益も大切にしますが同時に、独立した視点、創造性、オリジナリティを重要視します。

私は変化というものは、周りの環境の変化もあるけれども、自ら外側に働きかけることによって、世の中を変えることも可能だと思っています。

ですから先見性のある経営者とは、経営者としての自分の能力を含む自社の力と世界の変化の流れを見極めて、

変化を起こせる

経営者だと考えています。

 変化を起こせるには、それなりの企業としての実力も必要ですが、経営者としての哲学や信念というものも重要だと思うのです。

その哲学にブレがあったり、卑しい考え方があると、奪う、騙す、盗む、裏切るという方法に走ってしまう。

ただ一見ものまねでも<創造的模倣>は許されると思います。
誰でも最初からプロ・専門家はいません。誰もが見よう見真似でスタートしたのです。
ソニーだってアメリカ製のラジオを分解して、徹底的に分析しました。
キャノンだって戦後再出発したときの社内のスローガンは「ライカを追い越せ」だった。
ものまねに便乗して金儲けするのではなくて、目標として敬意を表しながらもオリジナリティを創造する努力で真っ向勝負をしました。

 企業経営の内容を見ると、経営者の考え方や思想を分析できると思います。

企業の中には、オリジナリティとイノベーションを追求している企業と、口ではそういうことを言いながら、平気でコピー事業を展開している企業が沢山あります。

日本の企業を観察してみますと。。。
(これから先は想像してください)

例えばコーヒーショップを展開しているDという企業がありますが、この企業は新業態でスターバックスそっくりの店を出しています。
そのほうが手っ取り早いと思っているか、どういう理念を持っているのかは判りかねますが、一事が万事という言葉がすべてを物語っているような気がします。

とりわけワンマン企業は、利益中心志向たためにモラルを捨てる可能性が極めて高い。

 居酒屋など人気業態のストアコンセプトから名前まで片っ端から物まねしていると思われるMという上場企業があります。
(居酒屋 パクリ で検索すると出てきます)

この企業が展開しているお店にいくと、従業員やアルバイトが異様に少ない。かなりの低賃金でなおかつ少人数でオペレーションしているのが伺われました。

以降このグループが展開している店には絶対に行かないことにしました。(沢山展開しているう業態が、どれも本物のブランドに似ているので注意しないとうっかり行ってしまう)

最初はたかが居酒屋と思っていましたが、こういう管理体制ならばどんな危険な食べ物が入っているか判らないからです。
今偽造ブームというか内部告発が流行りですが、やがて、倫理観のない経営者の企業の不祥事が続々出てくると思います。

 先見性のテーマから、いつのまにか、パクリ企業の話になってしまいました。

でも先見性のある経営者というのは、倫理観や経営哲学、思想がしっかりしているから、こそ長期的視野をもって世の中を見ていて、自分のオリジナリティやイノベーションを大切にする、ということです。
そしてそういう経営者の企業はモラルやガバナンスもしっかりしているという風に考えているのです。

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2007年12月01日

志はvisionary investor

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12月突入。
師走です。
昨日のNYはちょっと上げ



 しかし日足を見るとずるずる下がって、最後頑張って上がった、って感じで、足元がしっかりしているとは思えないですね。
12月は一般には上げ相場なのですが、油断は禁物のように思えます。
来週のアジアも要注意でしょう。
さて先日あるSNSで<先見性を持つにはどうしたらいいか>という風に問題提起をした方がいらっしゃいました。
私自身もベンチャー投資が出発点のキャリアの中で、この先見性ということの重要性を痛感していますので、自分の考えを書きたいと思います。
私には苦い経験があります。
 ある若者(私の後輩)がインターネットがパソコン通信から移管するくらいの草創期、だいたい1996年くらいだったような気がしますが、突然会社を止めて、メールの仕事を始めると言い出しました。
私は当時、ベンチャー投資部門のマネージャーだったのですが、この青年の言っていることがさっぱり分からなかった。
その数ヵ月後にカテゴリーとしての<メールマガジン>というものが出来上がり、彼の会社はメールマガジン向けの広告代理業務を既に始めていました。
あわててネット業界について調べて、彼の見ていた<未来>が想像できたのでした。
ただ私の所属していたVCは小売・サービスに特化しており、彼の会社には投資できませんでした。
その後彼の会社は大手のネット専門広告代理店に身売りをして、彼自身は北海道でホテルのオーナーをしています。
このとき経営者にとって<未来>を想像する力というのが、いかに重要かということを痛感しました。
一方で投資家としての自分にも腹が立ちました。
当時私は米国からincやITベンチャーの雑誌redherring,wiredを定期購読していたのにもかかわらず、忙しさにかまけてネット業界の変化について、敏感にならなかった。
自分の仕事に慢心していたのですね。

企業家は、自分のビジネスプランが実行できないと、生き残っていけない。だから自分の属する産業の変化には敏感です。
優秀な経営者こそ変化に敏感です。
企業経営者に必要なのは先見性(visionary)だといつも思うのはこういう経験があるからです。
それから私はこのvisionaryに2つの意味を持たせて経営者の要素としています。

@将来の変化を見抜く力
Aその変化に対して自分のプランを描く力

 世界で競争が激化して、自由・透明・公平な競争の中、あらゆる産業は変化の度が増しています。
変化に対応しているだけでは、すでに遅く、自分の方から変化に関わらなければならない。
私がグーグルという企業がすごく好きなのも、変化を創造しているからです。

変化に対応できる企業は生き残れる
変化を先取り出来る企業は規模を拡大できる
変化を創造する企業は産業を作る

を思っていいと思います。
私自身も常に変化を見つめて、企業投資をしたいと思っています。
今日明日の相場におしっこがちびりそうな、狭い了見に陥ることもあります。
しかし自分で目指しているのは、

visionary investor

なんです。
 
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2007年11月23日

3連休は読書の秋で気分転換

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 今日は勤労感謝の日ですね。読書の秋ということで、とても為になる本を紹介しましょう。

このところ世界の株式市況はサブプライム問題について<やっぱり深刻>と<大丈夫>の二つのシーソーで大揺れです。
感謝祭明けの今日の市場が注目されます。
香港市場は、とりあえずアクが抜けた感じはあります。来週から上昇モードに転じるとは思います。
底が今日なのか月曜日まで持ち越すのかは、米国次第だと思います。
ロイターで発表されたABMアムロの「米国は軽い景気後退に入って第一四半期はマイナス成長へ」という情報でそういうマインドになるか、がポイントでしょう。
もっとも米ドル安で輸出産業は売上・利益を出しているみたいです。
 というわけで世界経済の先行きには依然暗雲が立ち込めるのでした。
今世界経済はターニングポイントに入っていると思います。
日本はとりわけ深刻な事態に思えます。
統計データでは企業の利益は最高です。しかし社会は暗い事件ばかり起こる。刑事事件が多発しています。
日本で続出する不祥事や凶悪事件、様々な問題も、偶然ではなく、私たちが招いてきたものなのです。
今年から来年早々にかけて、もっともっと大きな企業が膿を出さなければならないような気がします。
自然の摂理で、今まで封じ込まれてきたものが、にっちもさっちもいかなくなってさらけ出さざるをえなくなります。
安倍元首相や経団連の御手洗さんは、愛国精神を強調しますが、幕末や明治初期の国家首脳のように、古典(論語や易経など)に慣れ親しんだのでしょうか。
日本の産業の生みの親といわれた渋沢栄一は論語の熱心な読者ですし、論語素読普及に力を入れていました。
国家の指導者がしっかりとした倫理や哲学、信念を持たない。
自身の利益ばかり固執すると国家全体がおかしくなる。
それが今の日本です。
さて、難解といわれる易経ですが、すごく分かりやすい本が出ました。



さて、中東が暑い。。じゃなくて熱い注目を浴びています。

 ドバイにばかり行ってちっとも香港に来ない、香港資産運用奮闘記の石田さんが、
「ドバイ株投資完全マニュアル 企業情報編〜特選30銘柄〜」を発売します。
http://kowloon.livedoor.biz/archives/51182409.html

いま話題の世界最大の政府系ファンド(SWF)「アブダビ投資庁(ADIA)」を経て
ナショナル・バンク・オブ・アブダビ(NBAD)に移籍したファンド・マネジャー、
デビット・サンダース氏を共著に加えた日本初のドバイ上場企業ガイドブック。
2人とも汗だくになって、かなり本気で書き上げたそうです。

本書の発売日は、2007年12月6日になります。
発売日前の12月2日〜3日にかけて、Amazon予約キャンペーンを行うそうなので、
お買い求めの方は、こちらのキャンペーンページからご登録ください。
http://kowloon.livedoor.biz/archives/51182409.html


期間中にご予約いただきました方全員にもれなく、

マックシャラフ証券のDFM・ADSM・DGCXオンライントレードシステム
"MAC Trader"の操作マニュアル日本語版を、もれなく全員にプレゼント!

みなさん、ふるってドシドシご応募ください!

 そういえば昨日のWSJにドバイの港湾会社dubai port worldが来週月曜日にIPOする、とありました。
シンガポールのテマセクの100%子会社のPSAはシンガポールだけの港湾会社でなく、ここ数年で世界中の港湾オペレーション会社を買収したり設立しています。上海、香港、広州、ベトナム、韓国、インド、バングラデッシュ、イタリア、ベルギーという世界のコンテナ物流を押さえています。
このPSAに挑んでいるのがDPWです。
どちらも豊富な資金力で物流インフラ網を構築中です。


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2007年11月22日

トヨタ、キャノンの落日の始まり

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 このところ日本企業による不祥事が次々と明らかになっています。
不二家の偽装問題に始まり、グッドウィルグループによる違法請求。あまりのひどさ経営者の人格を疑う食肉偽装があったと思うと、今度は老舗料理店の偽装。
今度は栗田鉄工の40年にわたる偽装。
今静かにキャノンの偽装請負問題が進行しています。
今ネットで調べたらキャノンの御手洗富士夫氏は、朝日新聞の一連の報道に抗議して広告の出稿を取りやめているそうです。

キャノンについては私は2005年に本を出しているので、ひと言、厳しいコメントをしたいと思います。

はっきりいって、現在の日本の<金さえ儲かれば何をしてもいい>という風潮は財界のトップであるキャノンの御手洗氏やトヨタの会長の奥田氏にあるといってもいいと思う。
 社会的トップの人格の低さが、お互い尊敬して大切にしない社会につながっていると思う。

その前にこの本に書かれているキャノンの経営改革について簡単に解説します。
============================

キャノンの社長御手洗肇氏が1995年に急逝します。
創業者の子息で技術者としても人間としても評価が高かった肇氏
でした。後継者選びは当時実質的にキャノンを支配していた<
キャノン中興の祖>である賀来龍三郎氏が総務担当常務の御手洗富士夫を選んだ。
 御手洗富士夫は実質創業者の御手洗毅の甥で、入社後すぐに米国キャノン立ち上げで渡米、米国キャノン社長を長らく努めている。
確か89年に米国から帰国、本社の総務担当常務で財務関係の責任者であった。
当時キャノンは完全事業部制をとっていた。事業部ごとに部長がほとんどの権限を持つというもので、そのために、ある事業部は人員が余っているのに、他の事業部では不足しているということが日常化していた。
部門間の縄張り意識や予算取りのための抗争などもあった。
 また売上目標を達成するために子会社の販社に製品を無理やり押し付けるということも起こっていた。
社長就任後の御手洗は全社的な経営改善委員会を作り、それぞれの委員長に別の事業部長を互い違いに配置するという方法で全社を助け合う社風に変えて行った。
また事業の選択と集中を行い、パソコン事業はディスプレイ事業から撤退。資源をデジタル分野、デジタルカメラ事業に集中した。
またライン生産からセル生産方式の導入(工員が手渡しする方法で生産する)によって棚卸し資産を劇的に減らした。
在庫を少なくすることはキャッシュフローを増やすことになる。
また月次で連結決算する体制を整えて、フリーキャッシュを増やすことにつとめた。
95年時点で有利子負債は2000億あった。毎年2000億の新規投資を行っていたが、御手洗キャノンは新規投資を減らすことなく、人員を一切リストラせず、在庫を減らすことだけで借入金返済。
就任以降連続で増収増益を継続している。
==============================
というのがこの本を出したときの状態です。
その後、御手洗氏は経営の神様みたいに祭り上げられて2006年には経団連の会長に就任しました。
 就任以降は自民党への献金開始や、残業代を支払わないホワイトカラーエクゼンプション法案の提出へのこだわりなどから激しい反発をうけています。
 
 また今年の正月に御手洗ビジョンを発表しています。
 だいたいの内容はウィクペディアで参照してください。

 また企業減税を要求する一方で消費税上げを推進するなどしています。
 これが

私はこのところずっとキャノンの御手洗氏の発言に対して、

この人はきちんと<イノベーション>の意味が分かっているのか?

と疑問を持つようになりました。
イノベーション=改革はもちろん企業業績を向上させるものでなけれgばなりませんが、同時に社会や共同体に利益をもたらすものでなければならないものです。
人に負担や苦痛を強いるイノベーションはあったとしても限定的であるべきです。
キャノンのセル生産方式は画期的なものです。
しかし過ぎると部品を提供するメーカーへの負担増になる。
なんでもやりすぎは良くないのです。
相手もともに繁栄する仕組みでなければ長続きしません。

トヨタの経営思想も同様です。
カンバン方式で高い利益率はわかりますが、過ぎるとやはり納入メーカーの負担になる。
トヨタもキャノンも巨大になりすぎて、組織として何も疑問を持たないで物事を考えることに慣らされている。だから社員から<これはおかしい>という意見がでない。
トヨタやキャノンの首脳陣はいつのまにか<マイナスの情報>に対しての感性がなくしている。

こういう企業が経済界のトップですから、国の未来なんかを想像したり、まして創造なんてできないと思います。
キャノンの偽装請負問題も、金の力で法律を変えようとしている。

自分たちのしていることが社会倫理として間違っていないか

という謙虚な姿勢がまったく欠如しています。
御手洗氏は新聞報道や各種ブログには既に経団連職員からも反発をうけて、まったく孤立しているようです。
キャノンやトヨタの経営を見ると、トップが自らの利益しか考えない企業。倫理観を失い、社会への感謝や配慮をなくしています。
またそういう企業トップへ苦言がいえない体質になっている。
こうした硬直化した組織に、変化が激しい未来を見つめなおすことは出来ない。

私はキャノンの製品がどんなによくても、未来を見つめる能力があるソニーや、環境問題に関心があり地元の諏訪の中小企業へ節約方法を伝授するセイコーエプソンの製品を購入します。
どんなにトヨタの車が良くても、ゴーンの日産の車を買います。
ましてはこういう企業の株は絶対買いません。


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