検索ボックス
検索語句

2010年12月10日

しばらく忙しそうです。

 M&Aが数件、日本企業の香港上場案件と、超忙しい日々です。

 ブログを書く暇がないのが残念。

 秘密保持の関係があるので、その日々のことさえ気楽に書けません。

 そんなわけで、時間があればなるべく書くようにしたいです。
【関連する記事】
posted by WOODY at 23:40| Comment(1) | TrackBack(0) | VENTURE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

これからしばらく日本の市場では新陳代謝がはじまります

 あまりくらいことを書いてもしかたありませんが、10月5日にラパルレ【4357】が民事再生手続きを申請しました。
 
 これは私が先日かいたブログ振興銀行がらみの案件です

 ほかにも結構危険な案件がたくさんあって、すでに投売り銘柄も出ています。
 振興銀行関連ならずとも、売上が急激に減って、有利子負債が多い企業が増えています。

 2期とか3期連続赤字の企業はとても多い。

 東京経済さんのブログに詳しいです

 たいしたことはないといえばたいしたことがないのですが、来年の春まで新興マーケットならず東証一部の銘柄でも債務超過、資本調達ができずに再生や破産手続きが多いと思います。

 以前は再生投資として、成熟型で新たに資金を入れて再生、という民間投資銀行があったのですが、動きは鈍いようです。

 ほとんどが上場廃止になっていくと思います。

 といってもそういった連続赤字企業の多くは、将来の金の卵をわずかでも持っている企業はすくない。単なる箱の、中小企業なみの企業が増えています。

 金融技術だけでは再生するのはとても難しい。(その金融技術で企業再生をしようとしたのが振興銀行だったのですが)

 冬の時代といえまずが、こういう時期にこそ、新陳代謝の機会が潜んでいる場合が多い。
 
 今の企業で大化けする企業はあまりみあたりませんが、新規企業で成長分野に挑戦する若手経営者がかなず出てくると思います。

 日本のVCもこういうときこそチャンスがある、と思ってじゃんじゃん投資して欲しいと思います。
 
 
posted by WOODY at 15:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 未来予測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネット社会のリスク

 これは、僕の全くの意見というか予想なので、参考程度に読んでください。
 
 最近気がついたのですが、中国というのは国の団結を最大のプライオリティにしていて、広い国ということもあって、一般大衆の反発をとても気にします。
 実際には僕の周りの中国人たちは、勤勉で、一生懸命で向上心がある。
 確かに人が多いからので雇用問題はある。しかし衣料とか食料品など生活必需品の物価が異常に安い。北京での学卒の初任給はだいたい2000元くらいです。それで十分毎月くらせる。
 
 で、インターネット関連の話なんですが、北京ではネットはほとんど監視されているし、欧米のSNSなどは見れない。ツイッターなんてつながらない。
 プロシキをいじるとかいろんな方法があるらしいけど、とにかく僕みたいなITにそんなに強くない人間は、見れない。

 TENCENTという香港上場の中国企業はQQというメッセンジャーソフトのトップシェアなのですが、この企業の売上は企業サイトのサーバー管理などが主力。
 で、思ったのは、やはり、するしないは別として、国家として危機管理の準備はしていると思います。
 
 これはシンガポールなどの方が露骨で、インターネット、携帯電話、テレビなどメディアは国がほとんど所有しています。
 こちらは明らかに監視している。

 アメリカのグーグルもあれほどの巨大サイトなんだから、アメリカ政府とのなんらかのコミュニケーションはあると思います。
 国家が個人の情報管理をするというのは、どこでも行っていると思うし、たとえば、テロリスト情報などはきっちり追いかけていると思います。

 インターネットが普及する、あるいは携帯がさらに普及する、ということは、使用者にとって、一方では便利なのですが、いわば土俵は国にきっちり管理されている。

 これは日本でもある程度は行われていると思います。
 情報通信がなんで総務省が管理するというのは、危機管理の意味もあると思うのです。

 だから利便性がまして、いろんな産業が生まれるということは経済発展のために必要だと思うけれど、便利だから、無料だから何にも信用するというのは危険だと思う。

 これは一般論だけど、ただほど高いものはない、という言葉もあります。

 ネット社会が普及すればするほど、情報の奪い合いになる。

 ビジネス・投資的にいったら、そういうネット情報の管理や取得というのは、とてつもないビジネスになると思います。

 私みたいに一般市民で、何も利権を持っているわけでも、特別情報を持っているわけでもない人間は、別に情報管理されてもそれがきちんとした組織であれば特別問題ない。
 唯一気をつけているのは、ピッキング詐欺とか詳細な個人情報の管理くらいです。

 しかしたとえば、大企業の人とか特別な特殊情報を仕事上得られるような人は、これから大変だと思う。それから大きな企業ほど、社員や情報のシステム構築が大きな産業になっていくでしょう。

 日本についていえば、情報管理に対してずさんな面があるので、いずれ大問題や事件も起こることになると思います。

 携帯メールは今や誰でも使っています。

 企業としてそういう情報を管理しようとしてたら、それなりの情報管理サービスは普及してくると思うし、便利だったはずのネット社会というのは、裏では程度の差はあれ、きっちり管理されるという構造になるのではないかな、と思っています。
posted by WOODY at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 未来予測 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

経営を考えさせらる本 

日本版ビジョナリーカンパニー 衰退に抗う不沈企業



『ビジョナリー・カンパニー3』では、企業の衰退を5段階に表現しました。
1 成功から生まれる傲慢
2 規律なき拡大路線
3 リスクと問題の否認
4 一発逆転策の追求
5 屈服と凡庸な企業への転落か、消滅

 絶頂から堕落した企業はいっぱいみてきた。人間やはり謙虚じゃないとだめです。

やっぱり業績が好調のときほど、アゲインストのときに備えるべきだろう。
 とりわけ証券会社とか銀行は好調のときはもみ手をして現れて、調子のいいことばかりいう。
 しかし不調となったら手のひらを返すように冷淡になる。

 企業経営者の資質とはもちろんいろんな要素があるだろう。

 私も沢山の経営者の方を見てきた。
 多くは陽気で、活発でアイデアマンが多い。とりわけベンチャーという急成長経営者というのは、性格の良し悪しはいろいろあるが、エネルギッシュで魅力的の場合が多い。
 

 短期間では一時的な成功もあるかもしれないが、長期的に繁栄するにははやり<人付き合い>その<付き合い方><人との距離感のおき方>などが重要かもしれない。
 ある程度の規模になると、経営者というのは意思決定業だといわれる。
 毎日さまざまな選択を繰り返さないといけない。
 部下の視点を通して、経営を見るようになる。
 あるいは取引先や友人とも交際も増えてくる。
 さまざまな新規事業の提案であるとか売り込みも増える。
 規模が大きくなればそれだけ、経営者というのは沢山の人間の海の中にいることになる。

 類友というが、人というのは不思議と同じ気質というか、考え方を磁石のようにもって引き合う。
 部下にせよ、取引先にしても、どこか、似た波動みたいなものがどこかあるものだ。
 
 たとえば営業出身の社長は、売上あって何ぼという考え方だから、優秀な営業マンを優遇する。そうすると、人事政策から、商品政策まで売上重視というになる。
 適度なバランス感覚があればいいが、あまり極端な性格の社長は、営業優先のあまり、売れれば何でもいい、ノルマだらけの組織になる。極端な例だと、顧客クレームが来ても、かまわないという体質になる。

 企業文化というのはオーナー企業の場合、経営者が全ての元。
 だから経営者の内面というか個性がその企業の将来を作る。
 経営者の考え方、ある種の磁力みたいなものが、人を呼び込む。

 少々古臭い説だけど、結局のところ、いかにトップが自省し続けるか、ということにつきると思います。
posted by WOODY at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月23日

愛社精神企業と非愛社精神企業〜ケーズホールディングス

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

愛社されている企業1位は三菱商事、ワーストは…?


で、元データを調べると、
キャリコネ
愛社されている企業、愛社されいない企業ランキング


これ読むと、ヤマダ電機はひどいですね。

 光通信や大東建托はさもありなん、という感じだけど、大塚家具は意外。
 ドンキとか入ってそうなんだけど、ランク外です。

 社員から愛される会社・愛されない会社。。。。


20100999_ranking.jpg



 三菱商事はさすが。僕の友達も商事の社員で、この間投資の件で訪問したけど、受付から応接の応対にいたるまで、上品でした。

 まあ愛されている企業がいい企業で、愛されない企業はそうじゃない、とは一概には言えない。
 業績がよくて、待遇がよければ、みんな所属する企業に満足するでしょう。

 ただ全体の傾向として、愛社精神のない企業というのは、知恵というより体力勝負。社員は道具で、自分の努力や貢献が会社の業績にはあまり直結しない組織なんじゃないでしょうか。
 そういう組織だから結果的に業績が悪くなる。悪循環でしょう。
 USENなんかその代表格でしょうね。
 
 さて、こんなコラムがありました。
 がんばらない経営

 がんばらない経営
 

 ケーズ電機について調べてみると加藤社長のインタビューなどがいろいろ出てくる。
 
「がんばらない経営」が信条
 

 こんなブログも。
 http://bijenkorf.cocolog-nifty.com/spelen/2009/04/post-f0d1.html

 私は、「がんばらない経営」というのは一つのキャッチコピーであって本質は別のところにあるのではないか、と思う。

 それは「組織マネジメント」つまり人のマネジメントの重要性です。

 企業は人なり、という経営者は多い。

 しかりとりわけ、ワンマン独裁型の企業ほど、人=自分の言いなりになる人間。そういう人間を大切にしている。

 ケーズの場合は、社員の満足度がそのまま顧客満足度の向上につながっているいい事例です。

 今後も楽しみです。 
 
 しかし業界・業態としての課題もある。

 家電業界は急成長、急拡大で過当競争に陥っています。

 もうこれ以上成長は無理という踊り場に差し掛かっているといっても過言ではないでしょう。

 ケーズのように組織がしっかりとして、顧客を放さない企業はまだ企業としての見えざる<資源>がある。

 しかし規模拡大のみにまい進し従業員や取引先をなおざりにしている企業。

 盈(みつ)れば欠ける

という天の理があります。
 家電業界というより小売業界はインターネットの普及により、経済生態が多きく変わろうとしています。

 その辺をじっくりと見極めたいです。
posted by WOODY at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月18日

ドラッカー

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
今は経済生態の変革期。
変革期とは主役が変ることです。
国や産業、主軸通貨、価値観、社会のシステム。
経済生態変化の視点でコラムをお送りしています。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

 久しぶりにドラッカーを読んでいる。
 事業プランを書いていて、基本に戻るときはかならずドラッカーを読む。


マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版] ~ P・F. ドラッカー

 ところで、サイトを見ていたら、こんな本が売れているらしい。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら ~ 岩崎 夏海

 いったいどんな内容なのかわからないが、面白そう。
 今度日本に帰ったときに、買おうと思っている。

 さて、本家のドラッカーの「マネジメント」は日本の本棚から先日こちらへ帰るときに持って帰ったものだが、実は読んでいなかった。

 日本の私の本棚にはドラッカーの本が数多く並んでいるが、何度も読んでいるのは「現代の経営」と「イノベーションと企業家精神」でこちらは英語の原書も読んだ。

 「マネジメント」はドラッカーの何冊かの名著を抜粋して構成していて、この一冊でイノベーションや組織マネジメントについての基本理論がほぼ網羅されている。

 有名な「3人の石工」の話も紹介されている。

 今回私がこの本を読んで、『なるほど!』と感銘を受けたのは、

 マネージャー

 という項目で、

 少し心に引っかかる言葉を書き出すと、
 
 ○組織の目的は凡人をして非凡なことを行わせることにある
 ○組織の焦点は問題でなく機会に合わせなければならない
 ○間違いや失敗をしないものを信用してはならなことである。それは見せかけか、無難なこと、下らないことにしか手をつけないものである。
 ○真摯さなくして組織なし
 ○真摯さよりも頭のよさを重視するものをマネージャーに任命してはならない。そのようなものは人として未熟であって、しかもその未熟さは通常なおらない。
 ○部下に脅威を持つものを昇進させてはならない。そのような者は人間として弱い。
 ○いかに知識があり、聡明であって上手に仕事をこなしても、真摯さに欠けていては組織を破壊する。組織にとってもっとも重要な資源である人間を破壊する。組織の精神をそこない、業績を低下させる。

 この項目でドラッカーは何度も真摯さ−誠実であることの重要性を強調する。

 ドラッカーの文章というのは、経営学の本の中では、本質をずばずばついて、畳み込むような迫力がある。

 ベンチャー企業の中で、一時だけ輝いた企業は沢山ある。

 私はそういう企業を一瞬だけ輝いて、消えるという意味で『流れ星企業』と呼んでいる。
 こうした『流れ星企業』の多くは、自分の能力や実績を誇示し、自慢をする。そして類は友を呼ぶ、という言葉通り、同じように誠実さのない、口ばっかりの人間が幹部になっている場合が多い。

 孟子の言葉だったと思うが、

 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず

という言葉あるが、強い組織、というのは古今、人の能力を束ねることが上手な企業である、ということなのっだろう。




posted by WOODY at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 生態系経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

振興銀行〜これからはじめる真相究明

日本振興銀破綻:「迂回融資が常態化」 特別調査委、ずさんな経営指摘


 この記事にあるように、振興銀行は資金をあちらこちらの企業の投入して、中小企業振興ネットワークなるものを構成していた。
 
 上場企業で主だったものは、先日のブログで紹介している。

 木村剛逮捕で<振興銘柄>はどうなるのか
 

 これらの企業の株主構成を調べたかったら、

 企業価値検索サービスullet

が便利。

 ベンチャー・リンク(9609)
 マルマン(7834)
 インデックスホールディングス(4835)
 カーチスホールディングス(7602)
 佐藤食品工業(2814)
 日本管財(9728)
 大田花き(7555)
 アドアーズ(4712)
 ネクストホールディングス(2409)
 jトラスト(旧イッコー)(4835)
 レカム(3223)
 ラ・パルレ(4357)
 中小企業投資機構(旧ビービーネット)(2318)
 中小企業信用機構(旧アプレック)(8489)

たとえば中小企業投資機構の株主を見ると、

 中小企業支援企業
 中小企業保証機構
 中小企業信用機構

が株主になっている。
 で信用企業信用機構の株主を見ると、

 NIS
 信用企業保証機構
 中小企業人材機構
 日本新興銀行

となる。
 NIS(旧ニッシン)も書き忘れたが、振興グループだ。

で、NISを調べてみると、

 中小企業保証機構
 中小企業人材機構
 中小企業投資機構
 中小企業支援機構

となっている。
 ようするに堂々巡り。
 これらの企業を使って、振興銀行グループは業績不振な企業の株式を取得し、大きな企業コングロマリットを作っていた。
 シナジーのあるもの同士を提携させて、業績アップを目論んでいたのだろう。
 そもそも業績不振で銀行がお金を貸さない企業がほとんどなので、これらの企業へ振興銀行がダミーの会社に増資なり、貸付なりをしていた。この貸付部分が迂回融資とされている。

 報道によると、木村氏は、振興ネットワークの会長として、これらの構図をすべて描いて指示していたという。
 企業を資本でグループ化して、融資をする。融資先の企業には積極的な資本業務提携で、業績不振企業を再生させる。そしてこれらの企業が再生したときに、振興銀行は大きな企業コングロマリットとなる。金利も高い分、高収益銀行となる。

 そんな絵を描いていたんだろうと思う。

 今回、振興銀行のずさんな実態と迂回融資などの不透明な取引が発覚。さらに隠していた債務超過状態が明らかとなる破綻に追いこまれた。


 振興銀行ならびに振興ネットワークがうまくいかなかった、その理由の一つは企業M&Aに対しての甘い見込みがあったのだと思う。

 企業とは組織マネジメントで成長する。人が柱なのだ。
 
 だから大株主になって、首ねっこを捕まえて。業務提携などしてもうまくいくはずがない。

 そもそも業務不振になってる企業のその原因のほとんどが、顧客を忘れてしまったことである。組織として死体なのだ。
 そんな企業を、立て直すのはとても難しい。

 だから1+1は2以下になってしまう。

 コングロマリット化を急スピードで行ったがゆえに、瓦解も早かった。

 この木村という人は、日銀出身で頭もいいし、理論派で、報道によると、昔は中小企業支援への志があった、という。

 別の見方をすれば、頭でっかち。

 この不景気の中、上場企業で不振に陥っている企業の売り話、増資話は、証券業界では洪水のようにある。

 アレンジャーと称する証券ブローカーがスポンサー探しに躍起となっている。

 資産家(業界用語でいう金主)は、足元を見て、自分に有利でリスクがない方法を、知恵を絞って打ち出してくる。

 資金不足にあえぐ企業と投資家ではそんなせめぎあいが今、この現在でも進んでいることだろいう。不況期の常だ。

 木村氏は、わりと自分の絵に会ったものは即決で決めたんじゃないだろうか。

 通常は、何通りものEXITを考えて資本政策を打ち立てるのだが。
  
 いずれにしても、この複雑な株主構成のコングロマリットはいずれ解明されるだろう。
posted by WOODY at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月18日

カリスマ経営者

 元気がない、といわれる日本でも絶好調の企業もあります


「富山の置き薬」方式で急成長!
飲料の価格破壊を仕掛ける革命児
阪神酒販社長 檜垣周作
ダイヤモンドオンライン

 昨年、都内の知人の経営するオフィスに、この冷蔵庫があって、私はてっきり総務が集金箱を置いているだとばかり今まで勘違いしていました。夏だったので社長である知人がじゃんじゃん取り出していたので。

 5年前には1億だった年商が10年5月期に150億円というのは、アスラポートダイニングを買収したからなのでしょうか。

 この会社はNOVAや焼肉さかいを傘下に持つ、ジーコミュニケーションもこの8月に過半数持つことになります。

 このブログに詳しい
 

 たった2年で27億の年商が連結売上1000億の企業グループのオーナーです。

 ジーコミュニケーションについては、昨年、私はこんなブログを書いていました。
勝者の驕り−Gコミュ脱税
 
 
 ジーコミュニケーションの創業者である稲吉氏はそのご、株を日本振興銀行グループに売却、その振興銀行グループの金融機能がおかしくなり、阪神酒販に売却されたようです。

 それにしても、世は無常だ、と感じられずにいられません。
 無常というのは常に変化する、という意味です。

 この檜垣社長とて安心はしてられません。
 ダイヤモンドの記事によると、あまり表にでず、謙虚な正確だとありますが。

 ちょっと気になるのが、この間でたアスラポートに関しての転換社債についての公告です。
 
 
 アスラポートダイニングという会社は、実は以前、プライムリンクという社名でした。
 ベンチャー・リンクの子会社として出発して上場後、ベンチャーリンクから分離しました。上場したころはベ社が当時手がけていたFC飲食をFC加盟店舗として経営していました。
 牛角などの店舗が主力でした。

 実は私はプライムリンクのT社長とは同社時代からよく知っており、上場後の資金調達の相談を受けていました。
 T社長の悩みはもう一つ、自身がサラリーマン社長で、持ち株比率がわずか2%だった、ということです。
 大株主のベ社とは関係が悪化していました。そこで別のオーナー経営者から株を持ってもらい、なんとか株主構成をチェンジしている最中でした。
 できれば自分の持分も大きくしたい。


 T社長は、外資系証券会社の提案を受けて、当時流行していたMSCBという社債を発行してしまいました。
 MSCBとはご存知の方も多いと思いますが、市場で値段が下がったらその値段で転換できるというものです。
 証券会社の方は市場価格から10%ディスカウントで展開できるという契約だからリスクはない。
 外資系証券会社は大株主から株を借りて売却して、MSCBを時実行して買い戻す、これによって大もうけできるのです。
 当然株価は希薄化し下落します。
 また時価総額が下がったところで安く投資した大株主がのっとることもありえる。
 
 そういう懸念をお伝えしたのですが、もう契約してしまった。
 結局株価は大幅に下がり、証券会社は保有株を別の投資グループに売却し、T社長は退任しました。

 めぐりめぐって、旧プライムリンク=現アスラポートダイニングは阪神酒販の傘下となったわけです。

 ちなみに、GコミュニケーションのFCも一部はベンチャーリンクとの提携の下で展開したものです。
 同社の代表取締役である杉本英雄氏は、ベンチャー・リンクの常務取締役でした。(昔お世話になりました)
 つまり阪神酒販は、かつてFCの飲食店展開で繁栄して、その後没落したベンチャーリンクのかけらを引き継ぐことになった。
 (ベンチャー・リンクについてはいずれ改めて書きます)

 阪神酒販、巨大グループとなると何千人の従業員を抱える。
 ましてや、アスラポートDもGコミュニケーションの傘下の企業もそれほど業績がいいというわけではない。
 飲食関連なので、親会社の酒販は伸びるかもしれません。
 しかし店舗の管理は大変です。

 しかもGの方は無軌道に買収を重ねてきているから、傘下の飲食店の人材管理やコスト管理は十分に行き届いているとは思えない。

 飲食店においては不採算の背景にあるのはやはり人材管理、人材教育なのです。

 買収によって拡大してきたので統一した企業コンセプト、理念を共有していない場合が多い。

 理念(ビジョン)がない従業員に、利益を出せ、と指示してもなかなか成功しません。

 革新児といわれている檜垣社長もそういうことは分かって買収してきたと思います。

 しかし大変だと思います。

 
posted by WOODY at 17:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月16日

ゴミ銀行

 ゴミ銀行といっても、日本振興銀行のことではない。(冗談です)

 インドネシアで設立、運営されている資源循環型のゴミ銀行(英語で trash bank インドネシア語ではBank Sampah Gemah Ripah)のことです。
 インドネシアに「ゴミ銀行」登場
 
 
 詳細はリンク先の記事を見ていただくとして、要するに、

 ゴミを持ち込むと貯蓄が増える

というものらしいです。
 実はこのゴミ銀行については、NHKの国際衛星放送で特集番組をしていて、見たばかりだったのです。
 インドネシアの中央部のジョグジャカルタにあるらしい。
 職員はみんボランティア。インドネシアでは日本のようにゴミを収集する仕組みがなく、それまでまみんな道路や空き地に放置していて、それが問題となっていたらしい。
 そこでゴミの収集と銀行を結びつけました。
 
 インドネシア大好き人間の私としては、なるほど、面白い試みだと関心していました。
 
 日本においても、資源の再循環システムに対しての取り組みがスタートしています。

 資源循環活動で「エコポイント」付与 環境省、来年2月にも指針
 

-------------------------記事引用----------------------------- 
 環境省は、その喚起策として「3Rエコポイント」制度に着目。企業や自治体などが制度を導入しやすいよう指針を作成することを決めた。これを受けて有識者による検討会が7月に指針の議論を本格化させた。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 3Rとは、

 廃棄物の抑制(リデュース)
 再使用(リユース)
 再資源化(リサイクル)

で上記で紹介した両方の記事に出ています。

 環境庁の試みも必要だとは思いますが、日本の企業家の方にもいい機会だと思いますが。

 先日、強引な高額手数料取立ての産廃業者が摘発された例は問題外ですが、少しでも社会に役に立ち、社会にとって「必要とされる」サービスを考え出す。
 たとえばインドネシアのゴミ銀行は、現在は非営利で職員はボランティアです。
 集めた資源の15%は銀行が手数料で取って、残りを預金者の口座に入れる。
 その手数料の15%は銀行支店の運営費用となっている。しかしまだ人権費をまかなえるほどにはいたっていない。

 日本でも考えようによっては新しいイノベーション、新事業となる可能性がある。

 資源循環型社会(グリーンエコノミー)へ社会は変化しています。

 その中にビジネスチャンスは沢山存在すると思います。
 
posted by WOODY at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済生態概論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月14日

木村剛逮捕で<振興銘柄>はどうなるのか

木村剛会長逮捕
振興銀、現社長ら4人も逮捕…前会長は容疑否認


振興銀行については、前にブログに書いたことがありますが、正体不明というか、わけのわからない展開でグループ企業を広げてきました。
以下の記事参照。
疑念渦巻く、振興銀とSFCGの間柄急速な戦線拡大に危うさが潜む


最高益更新も、賞与見送りの振興銀 「2020年、メガバンクに追いつこう」と意気盛んだが・・・

振興銀に透ける“グループ内”社長人事 木村剛会長の影響力が浮き彫りに


 要するに、ここ数年、いくつかの企業が各となって、20あまりの中小企業○○機構と名前がつく企業を傘下におさめてきたということ。
 キーとなる株主は、
 
 振興銀行
 NIS(旧ニッシン)および系列ファンド
 ネオライングループ

です。
 グループ下にある主な上場企業は、
 ベンチャー・リンク(9609)
 マルマン(7834)
 インデックスホールディングス(4835)
 カーチスホールディングス(7602)
 佐藤食品工業(2814)
 日本管財(9728)
 大田花き(7555)
 アドアーズ(4712)
 ネクストホールディングス(2409)
 jトラスト(旧イッコー)(4835)
 レカム(3223)
 ラ・パルレ(4357)
 中小企業投資機構(旧ビービーネット)(2318)
 中小企業信用機構(旧アプレック)(8489)

 さらにノバを買収したジーコミュニケーションというグループ企業があるが、ここにもNISやベンチャーリンクを通じてこの会社を保有している。(主要株主のフーディズという未公開会社がどんな会社か不明であるが、グループの可能がある)

 この会社が保有している上場会社はいくつかあります。
 ジーテイスト(2694)
 ジーネットワークス(7474)
 焼肉屋さかい(7622)

 これら振興銀行系(NISやネオラインならびにグループ企業)の企業がすべて問題がある、といっているわけではありません。
 中にはしっかりと実業で売上をはじきだしている企業もあります。
 私がずっと振興銀行系の企業で不可解さを感じていたのは、
 いくつかの企業の増資の際に必ず顔を出す企業(中小企業投資機構、中小企業信用機構)
 役員がNISや振興銀行系の二元の会社

こうした企業群が先ほどの記事にあるように、新興銀行から多額の資金の借り入れを行っている。
 ということです。

 中小企業新興ネットワークという風にいっていますが、こうした企業群の中には、単なる箱として仕手化している企業もあります。
 株価が10円とか、時価総額が10億円以下の企業がそうです。
 こうした企業グループと新興銀行との不透明な取引や株取引にもメスが入るのではないでしょうか。
 ちなみジーテーストというグループ会社があります。
 仙台平禄、とりあえず吾平という飲食チェーンを展開しています。
 ここの役員に木村剛氏は6月に就任しています。http://www.g-taste.co.jp/ir/pdf/2694_20100527_4.pdf
 

 余談ですが、株好きの方なら、とりあえず吾平といえば、大損をした痛い思い出がある人もいるでしょう。(ワイア・リーバ=上場廃止)
 ワイアも不可解な撃沈でした。
 今後これらの<振興銘柄>はマイナスの意味で要チェックです。

 
 


posted by WOODY at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本再生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。